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【新日本キック】勝次がKO勝利で3連敗から脱出、アリスは突貫ファイターに悔しい黒星

ブラボ、1Rで豪快KO勝利、イエティはロープを枕に立ち上がれず
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2021/04/12(月)UP

ブラボ(左)の豪腕が炸裂し1R TKO勝利

新日本キックボクシング協会(3P目)
『TITANS NEOS 28』
2021年4月11日(日)東京・後楽園ホール

▼ダブルメインイベント(第9試合) 70kg契約 3分3R
○リカルド・ブラボ(伊原道場アルゼンチン支部/日本ウェルター級王者)
TKO 1R 2分45秒
●イエティ達朗(KING GYM/元NJKFスーパーウェルター級王者)

 ブラボはアルゼンチンから日本へキックボクシング留学している選手で、7戦7勝(5KO)と無敗のまま18年5月に日本ウェルター級王座に就いた。長いリーチから生み出される豪快なパンチを武器に、新日本キックの中量級を牽引する。

 対するイエティは元WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者で、NJKFスーパーウェルター級王座も戴冠していた強打者だ。

ブラボのパンチでイエティはロープを枕にダウン、衝撃KO劇

 両者、鋭いローの蹴り合いから始まった1R。ブラボはローを蹴り終わっては、歩くように前進し、イエティのガードの上からパワフルに殴りつける。イエティにそれに応じ、パンチを返す。

 またもローをまとめては、前進してパンチを放つリカルドに、ブラボはほぼ同じようにローを返し、パンチを返す。

勝利したブラボが歓喜の側転

 ラスト1分、ブラボがパンチ一辺倒になり、歩くリズムに合わせてはパンチを放ると、イエティのガードの間にヒット。防戦気味になるイエティの隙を逃さず、リカルドが殴りつけるペースを上げると下がってはコーナーに追い詰められるイエティ。リカルドとどめの左右フックでイエティが崩れ落ちると、立ち上がれず。ブラボが剛腕を見せつけ1R TKO勝利した。

▶︎次ページは髙橋亨汰vs山浦俊一

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