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【ムエローク】ムエタイ才女・伊藤紗弥がAyakaにリベンジ勝利し、新王座奪取

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2021/04/25(日)UP

リベンジ成功し、BOM初の女子王座を勝ち獲った伊藤

尚武会
『ムエローク 2021 八王子』
2021年4月25日(日)東京・新宿FACE

▼メインイベント(第15試合) BOMピン級女子王座決定戦2分5R 「紗弥に勝ったら100万円!」
○伊藤紗弥(22=尚武会)
判定3-0 ※50-48✕2、49-47
●Ayaka(19=健心塾)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

伊藤得意のハイキックが光る

 伊藤は4歳の頃からムエタイを始め、世界三冠王の“天才ムエタイ少女”として名を馳せた。対するAyakaは19年の高校生時にNJKFミネルヴァピン級王座を戴冠。昨年は『RISE GIRLS POWER』にも出場している。

 両者は昨年2月、初のRISEへの参戦で対戦したが、伊藤の得意な蹴りにAyakaがステップとカウンターパンチで対抗。3RにAyakaがボディへのパンチでKO勝利した。しかし今回はヒジ、組み無しのRISEルールとは違い、ヒジあり、組んでからの無制限のヒザ、ヒジありのムエタイルールだ。

 伊藤の得意フィールドでのリベンジマッチとなるが、相手のAyakaは伊藤に勝利した場合、ファイトマネーの他に100万円の賞金が授与される。
 また今回の試合は、ムエタイ団体『BOM』初の女子王座決定戦となる。

負けじとヒジをヒットさせるAyaka

 1Rはいきなり激しいローの蹴り合いからスタート。接近した伊藤が組むも、Ayakaは離れ際に鋭いパンチを返す。負けじと伊藤もパンチを返し、両者の顔が跳ね上がる。

 2R、伊藤は左眉から出血気味か、処置をされてコーナーから出る。序盤は激しいミドルの蹴り合い。Ayakaが楽しそうに笑う。

 3R、パンチで詰めたいAyakaだが、伊藤は離れてミドルや前蹴りで入らせない。中盤からは伊藤から前に出てヒザも。伊藤の的確性とディフェンスが印象的なラウンドだ。
 4Rも伊藤が前蹴りからAyakaのパンチをいなしてはミドルと伊藤ペースか。

 最終R、大振りフックで倒したいAyakaは、組まれても伊藤をこかし闘志を見せる。しかしその後は伊藤がAyakaのパンチをステップでかわしては、組みヒザの連続でペースを奪う。

 判定はムエタイ技術を見せた伊藤が3-0で勝利。初代BOMピン級女子王座に輝いた。伊藤はマイクで感謝の言葉を述べ「本当に強かったです。もっと圧勝したかった気持ちはあるんですけど、ミネルヴァチャンピオンで根性もあり、押された場面もあったんですけど、勝つことが出来て本当に良かったです」と相手を称えつつ喜びの言葉で締めた。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

▶︎次ページは元WMC王者のリクが1R KO勝利

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