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【パンクラス】フェザー級王者ISAOが3度目の防衛成功、元修斗世界王者・松本光史がTKO負け、ライカは法DATEに判定負け

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2021/05/30(日)UP

小川徹が秋葉太樹を判定で下し、フライ級 暫定王者決定決勝戦へ

▼セミファイナル 第12試合 フライ級 暫定王者決定4人トーナメントAブロック 5分3R
〇小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A/2位)
判定3-0 ※30-27、29-28×2
●秋葉太樹(フリー/6位)

 フライ級暫定王者・翔兵の王座返上により開催となったトーナメント。小川は2015年の『パンクラス・ネオブラッド・トーナメント(NBT)』スーパーフライ級優勝者で、軽量級離れした身体の力を持つ選手。高校卒業後、7年間自衛隊に勤務し、陸上自衛隊のレンジャー部隊という経歴を持っている。一時期は8連勝したもののここ最近は勝ち負けを繰り返している小川。前戦では勝利しているので、勢いのままタイトル戦へとつなげたいところだ。

 対する秋葉は柔道をバックボーンとし、11勝9敗1分け。こちらも前戦では勝利しており連勝を懸けた戦いとなった。

 1R、ハイキックの秋葉にローは小川。リーチで勝る秋葉はサイドキックや前蹴りなど、蹴りで組み立てる。左を構えてパンチのタイミングを狙う小川、飛び込んでストレートを当てに行くが秋葉がステップバックしてかわす。左フックの小川に秋葉も右を返す。互いにあまりヒットのないままラウンドが終了。

 2R、小川の蹴り足をつかんで秋葉がテンプルに右を当てる。ぐらついた小川に秋葉はさらに右フックでダウン取る、そこから秋葉がバックに飛びつく。小川はここを何とかしのぐと正対して立つ。だが小川が左を振ってバランス崩したところへ秋葉が右、さらに右から追って左フックでまたもダウンを取る。立った小川をケージに押し込む秋葉。ここで秋葉は引き込んで下になる。すると小川はハーフガードから顔面へヒジ。立とうとする秋葉を寝かせ上から何度もヒジを落とす小川。一転攻勢に出る。

 3R、右ストレートの秋葉。しかしバランスを崩したところへ小川もパンチを当てる。パンチで詰めて来た秋葉の胴に組み付き小川がリフトしてテイクダウン。ハーフガードから固めてヒジを落とす小川に秋葉は攻め手がない。
 小川が上体を上げたところで秋葉はその体を跳ね上げ足関節を狙うが、小川はすぐに足を抜き、再び密着してパウンド。スタンドでバックについて殴り続ける小川。潰されて亀になった秋葉は防戦一方に。判定は3-0で小川。ダウンを取られながらも盛り返して勝利をつかみ。トーナメント決勝に進出。暫定王座のベルトを争うこととなった。


猿飛流(左)が上田将竜に競り勝ち、決勝進出

▼第11試合 フライ級 暫定王者決定4人トーナメントBブロック 5分3R
●上田将竜(G-face TEAM緒方道場/3位)
判定1-2 ※29-28、28-29×2
〇猿飛流(さとる・バーサルジム川口REDIPS/7位)

 上田は2013年の『パンクラス・ネオブラッド・トーナメント(NBT)』(新人王戦)スーパーフライ級優勝者。翔兵とは2度にわたり対戦したがいずれも敗れている。前戦では杉山廣平を相手にスプリットで勝利している。

 対する猿飛流は怪我から15か月振りの復帰戦となるがそれまでは5連勝。久しぶりの実戦に勝利し連勝を伸ばせるか。

 1R、遠い間合いから上田はロー、猿飛流はバックスピンキック。上田のミドルをキャッチして猿飛流がテイクダウン。上田は猿飛流の右腕を抱えてパウンドを打たせない。猿飛流はパスガードを狙うが上田が脚を効かせてパスを許さず。さらに上田は立って小手投げで逆にテイクダウン、しかし猿飛流は上を取り返す。

 2R、リーチのある上田は遠くからジャブ、ストレート。猿飛流は速いタックルからケージ際で組み、ヒザを当てつつテイクダウンを狙うが、上田は猿飛流の投げを切り返してテイクダウン。下からアームロックを狙う猿飛流に、上田はこれを防ぎつつ、片腕でボディへパウンド。ケージ際で猿飛流が立ち、足を抱えてテイクダウンも上田はすぐ立つ。ケージ際で力の入る攻防が続く。

 3R、ローの上田。猿飛流は滑るように片足タックルへ行くが上田は脇を差し上げて防ぐ。四つの攻防からもろ差しになったのは猿飛流。細かいパウンドを飛ばしつつケージに押し付けてテイクダウンを狙う。離れて打撃になると上田のワンツーがヒット。しかし猿飛流もパンチを当てる。またも四つになると今度は上田がもろ差し。だが猿飛流も差し返す。片足タックルの猿飛流に上田はアームロックを狙って引き込む。猿飛流はボディへパウンドを落とす。互いに譲らないまま試合終了。判定は2-1で猿飛流。タフな削り合いを制して暫定王座決定トーナメント決勝へ駒を進めた。

▶︎次ページは、第10試合「八田亮vs宮澤雄大」&第9試合「松本光史vsアキラ」

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