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【修斗】無敗の超新星・平良達郎が初回一本勝ちでフライ級世界王者に、キック-54kgT優勝は有井渚海との激闘を制した寺山遼冴

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2021/07/05(月)UP

無敗のまま修斗の世界王者となった21歳の平良(C)SUSTAIN/SUSUMU NAGAO

サステイン
『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.4 in OSAKA Supported by ONE Championship 第1部/第2部』
2021年7月4日(日)大阪・メルパルクホールOSAKA

【第2部】
▼メインイベント(第8試合)世界フライ級チャンピオンシップ5分5R
●福田龍彌(MIBURO/王者・初防衛戦)
一本 1R 4分31秒 ※三角絞め
○平良達郎(Theパラエストラ沖縄/挑戦者・同級1位)
※平良が新王者に

堂々たる戦いを見せる平良(C)SUSTAIN/SUSUMU NAGAO

 福田は昨年7月の世界フライ級暫定王者決定戦で前田吉朗に勝利して暫定王者となった後、今年1月に第6代世界フライ王者・扇久保博正のベルト返上を受け、第7代正規王者に認定された。

 対する平良は元世界王者“修斗ジャンキー”松根良太が手塩にかけて育てた超新星。デビュー以来8連勝でプロ、アマ通じて未だ無敗。昨年11月に元フライ級キング・オブ・パンクラシストの清水清隆を破る大物食いをし、今年3月の後楽園大会では前田吉朗に1Rで一本勝ちを収めた。

三角絞めを極めた瞬間(C)SUSTAIN/SUSUMU NAGAO

 試合は両者ともにオーソドックス構え。積極的に攻める平良が福田を後方に投げてテイクダウンに成功。トップコントロールする平良はハーフから、サイド、最後はマウントへ。

 危機を回避しようとする福田は一旦はハーフまで態勢を戻すが、再びマウントを取られる。王者を相手に圧倒的なレベルの差を見せる21歳の平良は、引き込むようにしながら三角絞め!福田に何もさせずタップアウト勝利を飾った。

 勝利者コメントで、無敗のまま世界王者のベルトを手にした平良は、歓喜の涙。
 平良の指導者で元修斗世界バンタム級王者の松根良太に感謝の気持ちを述べると「自分はこれからもっと世界で戦っていきます。沖縄代表して、日本を代表して、修斗を代表して、いろんな強い人たちをバッタバッタ倒していくんで、応援よろしくお願いします」と、世界挑戦への意気込みを語った。

▶︎次ページは、セミファイナル「CKC2021-54kgトーナメント決勝」有井渚海(及川道場)vs寺山遼冴

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