2021/07/17（土）UP
（最終更新：2021/07/30 12:39）

勝利の咆哮をあげるフォーチュン（左）©️Bellator

▼ヘビー級
〇タイレル・フォーチュン（米国）
TKO 1R1分45秒　※パウンドによるタップアウト
●マット・ミトリオン（米国）

　フォーチュンはレスリングをベースに持ち2014年には世界学生選手権のフリースタイル125㎏でも優勝しているエリート。MMAでは10勝1敗の戦績で、10勝のうち7つのフィニッシュ（6KO・1サブミッション）。

ミトリオンはフォーチュンのバッティングを訴える©️Bellator

　対するミトリオンは元NFLのアメリカンフットボール選手で、リアリティ番組「The Ultimate Fighter」からUFCと契約し7年に渡って活躍。16年からベラトールに参戦し、17年にはヒョードルと対戦。パンチの相打ちで衝撃的なダブルノックダウンからパウンドでヒョードルを失神KOに下した。だがここ5試合では4敗1ノーコンテストと奮わず。3年以上勝利から遠ざかっている。

　1R、サウスポーのミトリオンにオーソドックスのフォーチュン。距離の測り合いからフォーチュンが突進するようなタックル。ミトリオンが頭を下げたタイミングだったのでゴツッと音がするほどのバッティングとなったがそのままテイクダウンとなる。

パウンドを落とすフォーチュン©️Bellator

　サイドポジションについて鉄槌を連打するフォーチュン、ミトリオンはガードしながらバッティングを訴えるが試合は続行。ケージを蹴って後転するように脱出を図るミトリオンにフォーチュンはしっかりとバックに付き逃がさない。ミトリオンを亀の状態にして頭を金網に押し込むようにすると後方からパウンドを連打するフォーチュン。するとミトリオンがタップしフォーチュンのTKO勝利となった。

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