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【五輪柔道】原沢久喜が準決勝進出、リネールがまさかの準々決勝敗退

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2021/07/30(金)UP

原沢が準決勝に進出した

 30日(金)、東京オリンピック柔道男子100kg超級(日本武道館)ではリオ五輪銀メダルの原沢久喜(29=百五銀行)が準決勝に進出した。

 原沢は2年前の世界選手権3位のキム・ミンジョン(韓国)の背負いの連続攻撃を防ぎ、指導2つを取られるもラスト30秒で大内刈りで技ありで優勢勝ち。準々決勝では今年6月の世界選手権3位のヤキフ・ハンモ(ウクライナ)を延長戦で抑え込むが、10秒で技ありのところ、9秒で逃げられる。両者息が上がり始めるが、再開後原沢が内股できれいに投げ切り一本勝ち、準決勝に進んだ。

【フォト】リネールがまさかの敗退で納得のいかない表情

 原沢はリオ五輪決勝で敗れたテディ・リネール(32=フランス)を目指していたが、リネールがまさかの準々決勝で敗退。
 リネールの相手は今年6月の世界選手権2位のタメルラン・バシャエフ(ROC=ロシア・オリンピック委員会)。リネールは始終、相手の奥襟を掴み、投げを仕掛け優勢な展開だったが、延長戦に突入。どちらかが技ありを奪った時点で勝負が決まるゴールデンスコア方式の延長戦も防戦に回るバシャエフだったが突然の背負い投げ。それをかわしたリネールは中腰で相手の背中の帯を取ろうとするが、その瞬間にバシャエフが押し込むと、リネールはバランスを崩して転がり、ビデオ判定の結果、技ありに。技名は隅落とし。延長戦わずか29秒の出来事だった。  
 ここでリネールの五輪3連覇は無くなり、リネールは敗者復活戦に回り銅メダルを目指す。

 原沢は準決勝でルカシュ・クルパレク(チェコ)と対戦する。リオ五輪100kg級金メダリストで、19年の世界選手権東京(日本武道館)では100kg超級の決勝で原沢と対戦し延長戦で原沢が指導3で反則負けを喫している。果たして原沢は同じ日本武道館でクルパレクにリベンジを果たすことができるか。

 女子は、19年の世界選手権を制した素根 輝(そね・あきら/21=パーク24)は初戦となる2回戦でイスラエル選手に序盤に体落としで技ありを取ると、終盤には体落としで綺麗に投げ一本勝ち。準々決勝でも中国の選手に体落としで技ありを奪い押さえ込みで合わせ一本勝ちで準決勝に進んだ。準決勝では17年の世界選手権3位のイリーナ・キンゼルスカ(アゼルバイジャン)と対戦する。準決勝は女子は17時15分頃、男子は17時50分を予定している。

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