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【正道会館】顔面打撃ありルールで伝統派空手の選手が活躍、決勝では正道の伊藤が逆転勝ちで威信守る

2021/08/31(火)UP

花車は伝統派空手特有のステップで遠間からの刻み突きなどを入れポイントを重ねた

 8月29日、正道会館主催、第39回全日本空手道選手権大会が大阪エディオンアリーナで開催された。
 この大会は従来の素手による顔面攻撃なしの直接打撃制のフルコンタクトルールと、全空連のグローブ(拳サポーター)を使った顔面攻撃ありのポイント性とフルコンタクト空手のルールを融合させたフルコンプラス。

 フルコンプラスは上段突きや中段への突き技または蹴り技のクリーンヒットでポイントとなる。中段、上段突きは1ポイント。中段への蹴りは2ポイント、上段への蹴りは3ポイントとなり8ポイントを先取したほうが一本。ダウンも一本となる。

決勝戦、花車は一昨年のフルコンの部の全日本王者・伊藤に上段突きがヒットしポイントを奪う

 そのフルコンプラス、今大会では-90kg級に参戦の現役の伝統派空手の選手、花車勇武(和道会)が活躍し、全空連などの寸止めルールに慣れた選手が優位なことが明らかになった。

 この花車は初戦である準決勝を伝統派空手の特有のステップから上段への刻み突き(前手の突き)や逆突きでポイントを連取する。そして一方的に8ポイントの差をつけ1本勝ちで決勝戦に。

花車のミドルキックをキャッチした伊藤、ここから顔面に突きを入れ一本勝ちを果たした

 決勝は2年前のこの大会の(顔面突きなしの)フルコンタクトの部で優勝している正道会館の伊藤蓮。伝統派対フルコンタクトとなり注目を集めた。

 試合はやはり花車の突き技が速く伊藤は反応が遅れる。上段への突き技と中段回し蹴りでポイントを重ねる花車。
 得意の打撃でダメージを与えたい伊藤だがなすすべなく5-0までポイントが開く。

 だが終盤に花車が放ったミドルキックを伊藤がキャッチ、そこから顔面への直突きで花車がダウン。(キャッチからの攻撃は瞬間的なものは認められている)。

ダウンした花車(左)はダウンもすぐに立ち上がったが、一本に。伊藤が優勝した

 すぐに立ち上がったものの、このダウンで伊藤の一本勝ちに。フルコンプラスのルールの醍醐味ともいえる内容で伊藤が劇的な逆転勝利となった。

 -75kg級では大山和也(フリー)と占部大河(正道会館)の2人がポイントの取り合いの末、大山が勝利。(5-4ポイント差)
-67kgでは町分元気(正道会館)が飯塚健祐(フリー)を3-2のポイント差で下し優勝、2連覇を飾った。

▶︎次ページは【フルコンタクト空手の部】JFKO全日本で2度優勝の山口翔大(白蓮会館)が重量級を制す

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