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【海外MMA】下からのチョークで失神一本、相手は回復し”意識朦朧”で殴り始めるハプニング

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2021/10/06(水)UP

レフェリーストップ後、無意識状態で攻撃を出すハプニング©️UFC FIGHT PASSより

 10月3日(日本時間)に米国ペンシルバニア州ベンサレムで開催された総合格闘技イベント『Cage Fury FC 101』で、ギロチンチョークで一本負けをした選手が、その後、再び意識朦朧で殴り始めるハプニングが起きた。
 このハプニングが起きたのは、ヘジバルド・カルバーリョ(27=ブラジル)とティモシー・テベス(30=米国)による152ポンド(68.94kg)契約マッチだった。

【動画】ギロチンチョーク一本勝ちも、タップ拒否の相手が“無意識状態”で攻撃

 カルバーリョはUFCライトヘビー級1位のグローバー・テイシェイラのチームメンバー。ベラトールなどで活躍し、過去5勝は全てフィニッシュ(3KO・2一本)で決めている。

 対するテベスはハワイで活動するストライカー。ベラトール、タイタンFAC、LFAの参戦経験があり、MMA5勝3敗の成績。現在2連敗中だが、今回は大会直前のオファーを受けてのCFFC初参戦となった。

 試合は開始すぐから両者がパンチの交差。近い距離お互いカーフキックを混ぜながらの打ち合いから、カルバーリョがテベスの右ミドルをキャッチしたままテイクダウンに成功。そしてテベスが立ち上がろうとした瞬間、カルバーリョが下からすぐさまテベスの首を抱えてギロチンチョーク!
 テベスは上からカルバーリョの顔を押さえたり脇腹を叩くなど抵抗したが、タップをしない。テベスの腕の力がダラリと抜けたところでレフェリーが試合を止めた。

 しかし、意識が朦朧とした状態でカルバーリョにパウンド攻撃を加えようとするテベス。レフェリーやドクターが抑えに入り、レフェリーストップを伝えるも、自分が一時的に失神した感覚がないのか、テベスは最後まで納得のいかない様子を見せた。

 解説はこの状況について「腕の力が抜けていたので、完全に落ちていた。彼もこの後リプレイを見たら納得するだろう」とレフェリーのストップ判断を支持。続けて「テベスは直前オファーの不利な状況の中で勇敢に戦った。その気迫がこの態度になっているかもしれない」と、理解を示した。

【勝者 選手データ】(2021年10月6日現在)

ヘジバルド・カルバーリョ(27歳・Regivaldo Carvalho・ブラジル)
身長:175cm 階級:ライト
戦績:6(3KO3一本)3敗(TAPOLOGY参照)

▶︎次ページは【動画】ギロチンチョーク一本勝ちも、タップ拒否の相手が“無意識状態”で攻撃

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