2022/03/21（月）UP
（最終更新：2022/07/08 15:59）

藤野がヒジで大流血TKO負け、JK戦士KARENが勝利

【パンクラス】女子高生KARENが藤野恵実を肘で額割り流血のTKO勝利で最年少王者に「JK舐めんなー！」

パンクラス
『PANCRASE 326』
2022年3月21日（月・祝）東京・ベルサール高田馬場
▼コーメイン（第6試合）　クィーンオブパンクラスチャンピオンシップストロー級5分5R
●藤野恵実（FIGHT FARM/王者）
TKO 4R3分18秒　※レフリーストップ
○KAREN（PRAVAJRA）
※KARENが新王者に

押し込む藤野

　女子ストロー級王者・藤野が、23歳年下の無敗JKファイター・KARENを挑戦者に迎え初防衛戦に挑む。
　藤野は04年デビューのベテランファイター。昨年9月の『RIZIN.30』で、RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加に判定負けしたものの、その激闘で観客を魅力した。
　対するKAREN（華蓮DATEより改名）は、謎のインド武術集団『Team DATE』の武術4姉妹として活動していた、女子高生ファイター。19年12月のMMAデビュー以来、4連勝中だ。

ヒジを落とすKAREN

　1R、158cmの藤野に150cmとい小柄なKARENは遠い距離からサイドキックで蹴り離すが、藤野が組みついてサバ折りでテイクダウン。上をとった藤野だが立ち上がるKAREN。このラウンドは組つきで試合を支配した藤野を3者とも支持。

　しかし、2R、再び藤野がくみつくがKARENが突き放す。KARENは遠距離からミドルキック、サイドキックと強烈な蹴りを入れるが、藤野がまたも組み付きKARENをケージに押し込む展開。終盤にはKARENの左ハイキックがヒットするなどKARENの打撃が目立ち始め、ジャッジ2名がKARENにつける。

JKファイター・KARENが藤野の額をヒジで割りTKO勝利

　3RもKARENのミドルキックをつかむなど再び藤野がケージに押し込む展開。KARENの打撃を封じジャッジは3者とも藤野となる。

　そして4R、KARENのサイドキックをかわし、藤野がサバ折りでテイクダウンするが、KARENがすぐに上になりヒジを2発頭部に強打！すると、藤野の額が大きく割れ出血に。KARENが、逃げる藤野をバックチョークで絞めあげると、レフェリーが出血の状態を見て、試合をストップした。KARENがデビューから5戦目で王座戴冠となった。

史上最年少のパンクラス王者となったKAREN

「パンクラス史上、最年少JKチャンピオンになりました！」と喜びを爆発。そして「このベルトを腰に巻くことができて嬉しいです、最高です、ありがとうございます。パンクラスのチャンピオンは強いということを証明していきたいと思います」と涙ぐんだ。そして最後に藤野の「ババァなめんな！」の名台詞よろしく「JKなめんなー！」と叫び、新王座戴冠を印象付けた。

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