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【修斗】黒部三奈、韓国新鋭から一本勝ちでメインの大役果たす「プレッシャーすごいありました」

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2022/07/17(日)UP

山内(右)は打撃で内藤(左)を圧倒した

▼セミファイナル/第9試合 フライ級5分3R
●内藤頌貴(パラエストラ松戸)
判定03 ※27-29×2、28-29
〇山内渉(FIGHT FARM)

 フライ級でデビュー以来無敗の山内渉が、いよいよ世界ランカーの壁に挑戦し、久々の修斗参戦となる内藤頌貴と対戦する。

内藤は左をヒットして、逆襲する場面も作った

 内藤は、怪我からの復帰戦となった『RIZIN LANDMARK vol.1』で1階級上の渡辺修斗と対戦しダースチョークに散るも、今回は適正体重での仕切り直しの一戦。打撃を中心に試合を組み立てる両者、内藤サウスポー、山内オーソドックスだが、踏み込んだ打撃を打てばKOも必至だろう。平良達郎がUFC参戦中の中、フライ級の今後を占う一戦だ。

 1R、内藤はローキック。山内は素早い右ミドルキックで攻撃。反応した内藤だが、スピードについていくのが厳しいか。山内は左ハイキックをヒット。右のオーバーフックも内藤をとらえて優位に立つ。内藤はパンチでカウンターをヒットしたいが、なかなか当たらない。 

勝利をものにした山内は、絶叫して喜んだ

 2R、山内はプレッシャーをかけながらケージ際へ追い込む。内藤はミドルを返すが、山内の打撃は強烈だ。内藤もパンチで打ち合うが、山内の攻撃がさらに激しくなる。組みは互角。山内の蹴りに左ストレートを合わせる内藤。軽くヒットするが、内藤は崩せない。終盤に山内のパンチが入り、上から攻めるがラウンド終了。

 3R、山内は開始早々に「よっしゃ」と気合いを入れてパンチを放つ。山内のパンチが何発も入る中、打ち合いとなる。ここで内藤の右が入り、山内が尻もちをつく。上になってパウンドを狙う内藤。ガードポジションで守る山内は、ここから脱出すると、再び殴り合いに。最後まで打ち合い、試合終了。判定となり、3-0で山内が勝利をものにした。

 山内は、「初めて試合で疲れて、世界はハンパないなと思いました。これからのフライ級を背負っていきます。この試合で不安になった糸もいるかもしれませんが、次、もっともっと強くなって帰ってきます」とアピールした。


平川(左)の左が根津(右)にヒットする

▼第8試合 バンタム級5分3R
〇平川智也(マスタージャパン東京)
一本 2R4分40秒  ※スリーパーホールド
●根津優太(&MOSH)

 第4代環太平洋バンタム級王者・根津優太が約3年ぶりの戦線復帰で、世界ランカー・平川智也と対戦する。

平川と根津は打ち合いを展開

 1R、互いにインロー。平川は蹴りからパンチにつなげる。プレッシャーをかけながら、右、左とパンチを飛ばす。根津はカウンターを合わせるが不発に。平川は左ストレートをヒット。バランスを崩す根津。この展開が2回に渡って行われ、平川は有利に試合を進めた。

 2R、平川はパンチ主体で攻めるが、根津は蹴りで崩しにかかる。これで苦戦する平川はニータップでテイクダウンを奪いに行く。これをかわす根津。すると平川の左が入り、根津が腰を落とす。ここで平川はパンチを連打しつつ、バックに回る。スリーパーホールドに入り、根津がタップ。平川が一本勝ちを奪った。

最後は平川がスリーパーホールドで勝利

 マイクを握った平川は、「4連敗の始まりの選手とチャンスいただき、ここで負けるわけないでしょう。一本取れないと言われて、1Rで勝負するつもりでやってきて、相手は強かったのですけど勝ててよかったです」とコメントした。

▶次ページは、石橋佳大 引退記念エキシビションマッチ、岩﨑大河vs.イム・ドンジュ

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・【テレビ・配信】7.17『修斗』黒部三奈の国際戦、内藤頌貴vs山内渉、石橋佳大引退エキシなど生中継・配信情報

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