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【RIZIN】DEEP王者・武田がパンクラス王者・久米との大激闘を制す「RIZINでトップになりたい」と歓喜の号泣(動画あり)

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2021/03/21(日)UP

大会1番の大激戦となった久米(左)と武田(右)©️RIZIN FF

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.27』
2021321日(日)愛知・日本ガイシホール

▼第12試合 RIZIN MMAルール(71.0kg)5分3R ※肘あり
○武田光司(BRAVE)
判定3-0
●久米鷹介(ALIVE)

久米の強烈なパンチで武田の顔面が歪む©️RIZIN FF

 武田光司(BRAVE)は高校時代に5冠を達成したレスリングエリート。その後、総合格闘技に転向し、元オリンピック代表の宮田和幸の下で技術を積んでDEEPライト級王者となり、19年は大原樹里を破り王座を防衛した。昨年9月のRIZINで修斗世界ライト級王者の川名雄生に判定勝利を収めた。MMA11勝1敗で現在3連勝中だ。

 久米はパンクラスの現ライト級王者。19年10月にONE Championshipで行われた「パンクラス×修斗対抗戦」では当時の修斗王者・松本光史と対戦し3-0の判定勝利。昨年9月にRIZINに参戦し、北岡悟(ロータス世田谷/パンクラスイズム横浜)に判定2-1で競り勝った。

最終ラウンド、武田が起死回生のスープレックス!

 1R、久米はオーソドックス、武田はサウスポー。組みついた武田が双差しからスープレックスで投げようとするが、久米が潰す。足を止めてパンチを交差させる両者。お互いフルスイングでクリティカルヒットはもらわないが、一発でも当たれば、倒れてもおかしくないスリリングな展開。

 2R、久米がタックルでテイクダウン成功するが、武田はすぐに立ち上がる。久米が再びテイクダウン成功。ここでも、武田がすぐに立ち上がる足を止めて殴り合いながらも、武田がプレッシャーをかけ続ける。久米が再びテイクダウンも、武田もすぐに立ち上がる。武田の右の目尻から出血が見られる。ショートレンジからの打ち合いを続ける両者。二人とも全く下がらない。
 久米が飛び込むようなヒザ蹴りを出した瞬間、武田のカウンターがヒット、久米が尻餅をつく。左ジャブがヒットした武田が久米をコーナーに追い込み連打。しかし久米は大きな一発はもらわない。

激闘を制し、勝利に男泣きする武田(右)

 3R、開始前、まだ動けるぞと言わんばかりに軽快なステップを踏む久米。久米の前蹴りが武田のみぞおちにヒット。武田が声を上げながらパンチを連打。武田の猛攻に押し込まれた久米が倒れ込み、武田がそのままパウンド。ここで試合が終わると思われたが、久米は立ち上がる。武田と久米がフィニッシュしようと殴り合い。パンチの回転が若干速い武田のパンチが当たる。久米をポストに押し込む武田がバックをとり、ジャーマンスープレックス!

 武田はすぐに立ち上がり、倒れた久米を踏みつけ。しかし、大きなダメージを負った久米も立ち上がる。武田の左目尻横から大きな出血が見られる。お互い打ち合いを続けたところで終了のゴング。この日1番の激戦となった試合は、判定3-0で武田が勝利。

 武田はリング上のマイクで「これまでの2試合は、自分の持ち味が出せず、ファンを裏切る結果だった。今回は負けても良いから出し切ろうと思った。この結果になったので良かった。RIZINでトップになりたい。サトシ選手と徳留選手の勝者とやりたい。ライト級トーナメントやるなら、僕も出たいです」と、抱負を語った。

▼この試合の動画

※全試合結果はこちら

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