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【RIZIN】クレベル・コイケが鮮烈一本勝ち、摩嶋一整を三角絞め葬(動画あり)

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2021/03/21(日)UP

下から技を仕掛けていくクレベル

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.27』

2021年3月21日(日)愛知・日本ガイシホール

▼第11試合 RIZIN MMAルール(66.0kg)5分3R ※肘あり
〇クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)
一本 2R 3分02秒 ※三角絞め
●摩嶋一整(毛利道場)

 クレベルはソウザ兄弟と共にボンサイ柔術で腕を磨き、数々の柔術大会で入賞。2008年9月にMMAプロデビューを果たすと数々の団体で勝利を重ね、2017年5月にはヨーロッパ最大級のMMA団体「KSW」でフェザー級王者に輝いた。昨年8月には盟友ホベルト・サトシ・ソウザが勝利したリング上で「誰でもいいから試合をしたい」とアピール。同年大晦日に悲願のRIZINデビューが実現し、カイル・アグォンから1Rにダースチョークで一本を奪い、鮮烈な勝利を見せた。

クレベルが三角絞めを極める瞬間

 対する摩嶋は3歳から始めた柔道でインターハイ、国体に出場。15年には修斗ライト級新人王、18年にはRebel FCフェザー級王座を手にした。RIZINには昨年8月に初出場し、現RIZINフェザー級王者・斎藤裕と対戦。1Rはテイクダウンを奪い優勢に進めるも、2R早々にサッカーボールキックからヒザ蹴りを受けTKO負けを喫した。これまで14勝のうち12勝が一本勝ちという生粋のグラップラー。世界を舞台に戦う柔術師・クレベル相手の寝技勝負に挑む。

 1R、右ハイ、右ローと予測しづらい打撃を飛ばすクレベルに摩嶋はタックルで組みつく。首投げを放つクレベルだが、摩嶋は投げられたまま回転して上を取る。立ち上がるクレベルだが、摩嶋が足を刈ってテイクダウン。

 クレベルはガードを取るが、摩嶋はヒジを振るって当てていく。そしてコーナーポストまで運んでボディと顔にパンチを入れる。クレベルは腕十字を狙うが、摩嶋は体を密着させて極めさせず、立ち上がると踏みつけを入れる。

 2R、タックルに出た摩嶋だが、クレベルはこれにフロントチョークをカウンター。しかし摩嶋は対応して頭を引き抜く。グラウンドから立ち上がったクレベルを摩嶋は投げるが、クレベルはすぐに立ち上がる。しかし摩嶋がタックルで再び倒す。グラウンドで下にされたクレベルだがそこから仕掛けを進め、三角絞めでとらえて摩嶋にタップさせて勝利した。

 勝利したクレベルは雄叫びを上げ、ヒロ・ヤマニハを呼び込んでバンタム級戦線に推薦し、「ボンサイチーム、みんなサポートありがとう」と語ってリングを降りた。

▼この試合の動画

※全試合結果はこちら

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