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【RIZIN】太田が必殺“ガブリ返し”で所を投げる！タッグ戦はドローに

2022/05/05（木）UP

夢のグラップリングタッグ戦はドローに©️RIZIN FF

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN LANDMARK vol.3』
2022年5月5日（木・祝）／会場・非公開
▼第3試合　Exciting RIZIN presents グラップリングタッグマッチ10分1R
△所英男（リバーサルジム武蔵小杉所プラス）／金原正徳（リバーサルジム立川ALPHA所属）
判定0-0 ドロー　※時間切れ
△中村大介（夕月堂本舗）／太田忍（パラエストラ柏）

金原が中村をリアネイキッドチョークに

　所は“闘うフリーター”の愛称でHERO’S、DREAMやVTJなど多くのリングで活躍。RIZINには15年大晦日から参戦、数々の名勝負を繰り広げ、とりわけ腕十字を得意とする。21年6月には那須川天心とスタンディングバウトルールで拳を交えた。今回もその芸術的な動きで魅了することができるか。

　金原は戦極、ZST、PANCRASEなど数々の団体で戦績を残し、14年にはUFC参戦を果たす。寝業師のハニ・ヤヒーラとの対戦では接戦を繰り広げた。その後は国内でDEEPやQUINTET、KNOCK OUTでのキックボクシングルールなどで戦う。20年からRIZINに参戦し、今年4月には寝業師・摩嶋一整にベテランの意地を見せ、逆転勝ちを収めている。

中村が所にセンタクバサミ！

　中村はUWFスタイルをこよなく愛し、DEMOLITION、DEEPを中心に活躍。08年年末の所英男戦は、グラウンドで凄まじい攻防を見せる名勝負を繰り広げた。その後、グラップリング大会のQUINTETに参戦し活躍。20年9月に約4年振りにMMAに復帰を果たし、昨年10月よりRIZINに参戦すると、新居すぐるから得意の腕十字でタップを奪うなど実力を見せている。

　太田は16年8月のリオデジャネイロ五輪で59kg級に出場し、決勝で敗れたがグレコローマンスタイルでは2000年シドニーオリンピックの永田克彦以来の銀メダル獲得という快挙を成し遂げ、“忍者レスラー”と呼ばれるようになる。20年からMMAに転向し、現在2連勝中だ。

　この試合の勝利チームにはExciting RIZINから賞金100万円贈呈となる。

　金原と太田でスタートし、寝転ぶ金原だが太田は警戒し安易には入らない。そこから所と中村に替わると、中村は2度に渡って所にセンタクバサミを深く極めかける。しかし所は脱して金原とタッチする。

　金原は替わった中村を引き込みんでハーフガードに。そこからパスして肩固め、バックからのスリーパーと中村を攻める。金原はさらにマウント再度の肩固め、そしてスリーパー、フェイスロックと中村に猛攻。何とか逃れた中村は太田にタッチし、金原も所と替わる。

　引き込みを仕掛ける所だが太田は付き合わず、パワーを見せガブリ返しで2度所を投げていく。最後はバク天パスを所に狙って終了する。

　最初にマイクを取った太田は「次戦のMMAで僕が極めるところを見てください。沖縄大会出たいです」と7月の出場アピール。中村は金原に劣勢であったのを悔しがり「タップはしてないです（苦笑）。全然効いてないです」とタップに見えた場面を否定。金原は「（リプレイを見て）タップしてますからね（笑）」とツッコみを入れ、最後は所が「グラップリングタッグマッチ、ちょっと特殊だったと思うんですけど、楽しんでもらえたら嬉しいです」と締めた。

※この試合は5日19時より、RIZIN LIVEやU-NEXTなどで生配信（アーカイブあり）

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