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”空手バカ一代”伝説の舞台、極真”旧”総本部道場が一般開放!空手家の気合響く

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2022/09/29(木)UP

大山倍達総裁が建てた極真会館が一般開放されている

 1964年(昭和39年)に極真空手の創始者・大山倍達総裁が建てた地上5階、地下1階を有する極真会館の旧総本部(豊島区西池袋3-3-9)、2階本道場が一般開放され貸し出されている。劇画『空手バカ一代』(梶原一騎原作)の舞台になり、かつて大山総裁や伝説の高弟たちが指導、100人組手なども行われてきた伝説の場所だ。

【フォト】道場内部と練習風景の写真

 大山総裁が94年他界後、遺族が管理してきたが、現在は写真スタジオ運営会社「Gallery-O(ギャラリー・オー)」に管理が移り、2階道場以外の部屋(地下道場、1階道場、3階会議室など)はすべて写真スタジオに改装され、現在2階部分だけが保存され、道場として武道や格闘技関係を中心に貸し出されている。

大山総裁の内弟子だった藤原師範が指導

 9月25日には極真拳武會(金子雅弘会長)が稽古会を開催、約60人が集まった。大山総裁の内弟子だった藤原賢治師範が指導、大山総裁や、師事した大山茂師範の教えを伝授した。

 藤原師範は大山総裁から教わった拳の握り方から教え「握りだけで3年かかると総裁が言ってました」と言い「昔は手に石鹸をつけ、汗をかくと手が滑る、拳をしっかり握れないのは握力が弱いから。それで握れるのは本当の握りの強さです。そのくらい拳の握りの大切さを意識してください」と伝え、さらに実戦を意識した一撃必殺の強力なパンチの打ち方を大山総裁のエピソードを交えて教えた。

2階本道場はそのまま保存されている

 取材で金子会長はこの稽古会をまた考えたいと語る。なお10月3日から11月15日まで限定でオータムキャンペーンとして実質半額の値段で、平日1時間8千円で2時間から。土日祝日は1時間1万円で3時間から貸し出す。

 空手流派、武道、格闘技団体は問わないという。空手に限らず、総合格闘技や剣術、またセミナーやYoutubeなどの撮影もいいだろう。この機会に試しに借りてみるのもいかがだろうか。

極真会館の運営・問い合わせ:Gallery-O(ギャラリー・オー)/TEL:03-6912-9969

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