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【コラム】暑い時期にベストコンディションを保つ方法とは?

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■MMA 和田良覚
夏場は短く心肺機能を上げるトレーニング

 MMA(総合格闘技)ファイターを中心に、多くの格闘技選手のフィジカルトレーナーを務める和田良覚氏。暑い時期のトレーニングの注意点、最良の方法、そしてベストコンディションの維持の仕方などを聞いてみた。

ーー暑い夏、選手にどうベストコンディションを保たせているのですか?

▲炎天下でやるよりも、冷房の効いたジムで集中してトレーニングした方が結果的にはよい

「無理な炎天下でのトレーニングはかえってマイナスになります。ただ暑いだけです。昔なら根性論でやっていたのでしょうが、今は昔よりも気候が暑くなっていますからね。今は冷暖房完備のジムが普通なので、外よりもジムでトレーニングをするのがいいと思います。

 あとはやる時間と、水分をこまめに補給することが大事。水分はお茶などの利尿作用があるものではなく、いわゆるスポーツドリンク。カリウムやナトリウムが入っているものを摂るのが一般的です」

ーー夏場のトレーニングで最も気をつけていることは?

「水分を摂ってくださいとよく言います。夏場のトレーニングはどんどん水分が抜けていくので、室内であっても熱中症になります。指導中は水分をこまめに摂ってくださいと薦めます。

 あとは、集中出来ていなかったら止めてしまいます。ウェイトトレーニングでも何でもそうですが、ただ数をこなすだけとか、時間を長くやるとか、そういうトレーニングはやっても仕方がないので、いかに集中させるかを心がけてます。集中していなければ怪我をしますからね。

 若い選手は量の練習も大事ですが、ある程度までやってきた選手は質の高い練習をしないといけません。上を目指す人は量より質ですから。昔の人は量があって質の高いこともやれたかもしれませんが、今の人はそこまでメンタルが強くないと思うので。ただ闇雲にやってもそれは自己満足。ダラダラやるよりも、夏場は短く心肺機能を上げるトレーニングをした方がいいです」

ーー先ほどトレーニングをする時間が大事だと言われましたが、夏場のお薦めトレーニング時間帯はいつでしょう?

▲ラントレーニングは気温が上がる前の早朝に済ませよう

「ラントレーニングをやるなら ・・・

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コラム内容
■MMA 和田良覚 夏場は短く心肺機能を上げるトレーニング
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■MMA 和田良覚 夏場は短く心肺機能を上げるトレーニング(続き)
■空手 入来武久 短期集中稽古と室内環境がよい成績を生み出す
■キックボクシング 伊藤隆 時には練習を休ませることも必要

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