【RISE】神村エリカが引退「後悔はありません」
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▲女子キックを牽引してきた神村（右）を労う伊藤代表（左）
8月18日（月）都内にて記者会見が行われ、第2代RISE QUEENの神村エリカ（TARGET）が引退することを発表した。
神村の師匠でもある伊藤隆RISE代表によれば、神村は2010年12月『戦極』での試合前に腹痛を訴え、以後は体調不良との戦いが続いていたと打ち明けた。
「試合前の追い込みをすると体調が悪くなると担当医から聞いていたが、彼女自身が追い込んで完璧に仕上げないとリングに上がらない主義だった。本人から休養したいとの申し入れがあり、様子を見ていましたが体調が優れず、本人が引退を決意しました」と説明。
神村は「今年22歳なので、まだやれるんじゃないとの声もあると思いますが、体調が優れない中で対戦相手も見当たらず、目標とする選手もいなくて現役を続けていくメリットがあるのかとの疑問がありました」と、体調不良のほかに対戦相手が見当たらずなかなか試合が組まれなかったことも引退を早めた原因だったと語った。
担当医からも「もう格闘技は出来ない」と言われ、2～3年前から引退を考えていた。2013年9月13日に目標としていたRISE QUEEN王座に就いたことで、区切りをつけようと思ったという。
体調不良の原因である病気（病名は非公開）は完治の見込みはないが、日常生活には影響がなく、厳しい練習などの肉体的・精神的疲労がなければ痛みなどの症状は出ないとのこと。
今後については「まだ定めていません。いろんなことを経験して視野を広げていきたい」と言い、TARGETでのキッズクラスなどの指導は続けていくという。神村は「後悔はありません。いい時期で決断したと思います」と、笑顔で語った。
なお、引退セレモニーは9月28日（日）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 101』にて行われる。
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