2014/12/19（金）UP
（最終更新：2014/12/19 21:38）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲NOMAN（右）はトレーナーの山本元気（左）が持つミットへ蹴りを叩き込む

　2015年1月4日（日）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.50』（夜興行）にて、Krush -65kg級王者・寺崎直樹（Booch Beat）に挑戦するNOMAN（DTS GYM）が、12月19日（金）所属ジムにて公開練習を行った。

　NOMANのトレーナーは“右の殺し屋”の異名を持ち、ゲーオ・フェアテックスを始め数多くの強豪たちと拳を交えた元全日本フェザー級王者・山本元気。2人は会話もなく淡々と2Rのミット打ちを行った。

「いつもはもっとキツい。全然違いますよ。いつもの動きは見せないです」と、淡々としていた理由を明かすNOMAN。

　寺崎は今年9月までDTS GYMへ約半年間出稽古に来ており、両者は一緒に練習していた仲。しかし、NOMANは「普段出していない技をいろいろ用意しています。手の内がバレてる？　いえ、僕は全然見せてないです。自分はいろいろな技を持っているけれど、（一緒に練習した）半年間の間に出していない技はいっぱいあります」と、手の内は隠していたという。

　両者の対戦成績はNOMANの2勝無敗。戦績だけを見ればNOMANが圧倒的に有利だが、「過去に2回勝っているのは僕がピンチ。心のどこかに驕りがあるだろうし、向こうは絶対に勝ってやるって気持ちでしょうね。向こうはいま凄い伸びているし、攻撃力があるけれど、自分の良さにまだ気付いていない」と寺崎を最大限に警戒している。

　友情対決ではあるが、NOMANは「決まったからにはプロとしてやるだけ。目の前の相手を倒すだけです」と非情に徹するつもり。そして「自分はKrushに拾ってもらった立場なので、ここでベルトを獲ることによってNOMANを拾って良かったと思わせたいから、とにかく獲りたいです」と何が何でもチャンピオンベルトはいただくと宣言した。