2016/01/16（土）UP
（最終更新：2016/01/16 17:52）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

第4代Krush -63kg王座決定トーナメントの出場メンバー8選手は計量を一発でクリアーした

　1月17日（日）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.62』の前日計量＆会見が、16日（土）都内にて行われた。

　今大会からから開幕する「第4代Krush -63kg王座決定トーナメント」。トーナメント出場メンバーのうち、原田ヨシキ（マッハ道場）、東本央貴（MAD MAX GYM）の2名のみ13時からの計量時間に遅れたが、全選手が計量を一発でクリアーした。

　K-1でプロデビューし、将来が期待されている17歳のK-1甲子園2014王者・平本蓮（K-1ジム総本部チームペガサス）は今回初の63kgでの試合となる。

　昨日には、タレント・関根勤が所属するタレント事務所「浅井企画」のマネージメントを受けることが同事務所のHPで発表されたばかり（平本のほか、武尊、卜部兄弟、山崎秀晃もK-1以外のメディアマネジメントを浅井企画が行っていく）。

　優勝候補としても注目を集める平本は「マネージメントしていただく他の4選手は素晴らしいチャンピオンです。チャンピオンを継ぐ男として（初代Krush -63kgチャンピオンは師匠の梶原龍児）、何が何でも僕がチャンピオンになって、4選手を超える存在になりたい」と力強い意気込みを語る。

　その平本と一回戦で対戦する原田は「大人の厳しさを教えてやろうと思うと言いたかったが、大人でありながら計量に遅れてしまってすみませんでした」と苦笑い。「高校生なんかに負けるなと周りからのプレッシャーは凄いのですが、意地でも勝ちたい」と平本撃破を誓った。

　また、反対ブロックの一回戦で対戦する佐々木大蔵（K-1ジム・チームドラゴン）と東本央貴（MAD MAX GYM）が舌戦を展開。両者は2012年9月の『Krush YOUTH GP 2012 -63kg 開幕戦』で対戦し、延長戦の末に東本が僅差の判定で勝利した。

　返り討ちを狙う東本は「いつも通りの試合をしていつも通りに勝ちたい」と余裕のコメントを飛ばせば、佐々木は「いつも通りにやっていたら勝てないと思う。判定で勝っても彼は黙らないと思うので、KOで勝って黙らせたい」と挑発返し。イラッとした表情を見せた東本だが、「ムキにならないでいつも通りにやってやろうと思う。華のない選手には負けてもらいます」といい、静かに闘志を燃やしていた。