2016/02/18（木）UP
（最終更新：2016/02/18 21:43）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

わずか4戦目でタイトルマッチに臨むKANA（左）とこれが45戦目になるベテランの紅絹（右）

　4月10日（日）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.65』の記者会見が、2月18日（木）都内にて行われた。第2代Krush女子王座決定戦として、KANA（K-1ジム・シルバーウルフ）vs紅絹（NEXT LAVEL渋谷）が決定。

　デビュー以来3勝3KO無敗の快進撃を続けるKANAが、わずか4戦目にしてタイトルマッチに抜擢された。「昨年デビューした時に2016年にKrushのベルトを巻くと言いました。4戦4勝4KOで巻くことに意味があるので、紅絹選手を倒して自分がベルトを巻きます」と意気込みを語るKANA。

　紅絹の印象を「キャリアがあって実績もあって強い」としながらも、「だから倒しがいがある」と全く恐れはない。対戦が決まった時も「特に何も思わなかった。ただ倒すだけと思った」と新人離れしたふてぶてしさだ。

　過去3戦はいずれもパンチで倒しており、女子離れしたパンチ力で注目を浴びているKANAだが、「全ての攻撃に自信があります。一発KOします」とKO宣言。

　対する紅絹はKrush初参戦だが、2012年11月にJ-GIRLSミニフライ級王座を獲得し、初防衛にも成功。そのほか、WPMF世界・日本王座、RISE QUEEN王座など数々のタイトルマッチを経験。2015年8月のシュートボクシング「Girls S-cup 48kg日本トーナメント」では準優勝を果たしている。

「KANA選手は絶対に倒しに来るのでかみ合うと思う。絶対に倒し返してやります」と紅絹。戦績は44戦24勝（2KO）14敗6分でKANAの10倍以上を誇るが、「44戦やっていてもまだこんなもんかと思っています。戦績は関係ない。KANA選手はそれくらいの選手だと思っています」と、KANAの実力を認める。

　紅絹もKANAと同じくパンチを得意とし、「男子選手にも効かせる自信がある」と言い、「44戦もやっていますが1回も殴り倒されたことがない。私を殴り倒すのは難しいと思いますよ」とKANAのKO宣言に“無理”と返答。そして「Krush参戦を熱望していたので、出るからには倒しにいきます」とKANAを逆にKOすると言い放った。