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【K-1】山崎陽一、渡部戦の先はグレゴリアンへのリベンジ

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2016/04/08(金)UP

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公開練習でミット打ちを披露した山崎陽一(左)

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~』に出場する山崎陽一(K-1ジム・シルバーウルフ)が、4月7日(木)東京・三軒茶屋のK-1ジム・シルバーウルフにて公開練習を行った。山崎はスーパーファイトでKrush-67kg王者・渡部太基(Golden Globe)と対戦する。

 昨年7月のK-1 WORLD GP-70kg初代王座決定トーナメント以来、約9カ月ぶりのK-1参戦となる山崎。公開練習として行った2分1Rのミット打ちでは一発一発重いパンチとミドルキック、ヒザ蹴りを披露した。

 トーナメントでは現王者マラット・グレゴリアンにKO負けを喫した山崎だが、あの敗戦を糧に「グレゴリアンと戦ったことで、グレゴリアンが自分の基準になっている。今はあのレベルが普通だと考えて練習しています」。トレーニング方法を見直し、全局面でのレベルアップをテーマに練習を続けてきたという。

「グレゴリアンと比べると、自分はすべて劣っていたと思うので、すべてをレベルアップさせるような練習をやってきました。(具体的には?)今まで自分はほとんどフィジカルトレーニングをやっていなかったので、そこを取り入れたり、走りのトレーニングを増やしたり、全体的にスタイルアップ出来るようなメニューで練習をしています。今はその成果が日々の練習で上がっているなと感じています」

 対戦相手の渡部については「かなり熱い選手で、パンチもアグレッシブで蹴りも出来る。そして何よりハートが強い」とした上で「間違いなく噛み合う試合になると思う」と予想。その一方で「今までは対戦相手の研究・対策よりも自分のスタイルを出すことを意識してたんですけど、今回は試合が決まってから(渡部と同じ)サウスポーの選手としかスパーリングしていません」と入念に渡部対策を練っており、シルバーウルフに出稽古に訪れた-65kg王者ゲーオ・ウィラサクレックともスパーリングを重ねている。

「まだK-1のリングでは勝っていないし、まずはK-1のリングでしっかり勝ちたい。渡部選手はKrushのチャンピオンだけど下の階級(-67kg)の選手だし、ここでは負けられない」と必勝を誓う山崎。「グレゴリアンとはもう1回やりたいし、一つ一つ勝って行かないとグレゴリアンまでは辿り着けない。これからの試合はすべて勝っていくだけです」と渡部戦の先に見据えるものはずばりグレゴリアンへのリベンジだとした。

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