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【NJKF】梅野の挑戦者またしても体重オーバー=WBCムエタイ世界戦

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2016/09/16(金)UP

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WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王座2度目の防衛戦に臨む梅野

 9月17日(土)東京・後楽園ホールで開催される『NJKF 2016 6th』の調印式&公開計量が、16日(金)14:00より都内にて行われた。

 今大会でWBCムエタイ世界スーパーフェザー級王座2度目の防衛戦に臨む王者・梅野源治(PHOENIX)は、リミットちょうどの58.97kgで計量をクリアー。しかし、挑戦者の同級10位キース・マクラクラン(イギリス)は59.60kgで約630グラムオーバー。2時間以内の再計量でクリアーを目指す。

梅野はリミットちょうどで計量を一発クリアー

 梅野は昨年7月の初防衛戦でも、挑戦者のペットブーンチュー・ソー・ソンマイが規定時間内に契約体重まで落とすことが出来ず、戦わずして初防衛が確定。今回も規定時間内にキースが契約体重をクリアー出来なければ、その時点でタイトルは防衛したと認定される。サウススーツを着てランニングに行ったキースが16:00までに落とせるかが注目されるところ。

 そのため、タイトルマッチ調印式は梅野のみの出席となった。調印を終えた梅野は「相手の体重オーバーは気にしません。プロ意識が足りないとは思います。僕がすることは明日リングに立って相手を倒す、それだけです」と語る(キースが計量をパス出来なければノンタイトル戦となる)。

 スーパーフェザー級での試合は11カ月ぶりということで、「減量はきつかったけれど、しっかり調整出来て調子はいいです」と梅野。「明日はしっかりKOで勝って防衛します。そして来月と12月の試合につなげていきたい。そのためにいい勝ち方、試合内容にこだわってベルトも守る。必ずKOして勝つので期待してください」と“絶対KO”を改めて宣言。

(左から)WBCムエタイの国内認可団体であるJPMC・山根千抄理事長、梅野、WBCムエタイのターウー・スーパーバイザー、斉藤京二NJKF理事長

 対戦相手のことよりも「自分の本来の戦い方、アグレッシブに前へ出て倒す戦い方をします。一発一発に殺気を込めた試合が出来ればと思う」と、本来のファイターとしての自分のスタイルを貫きたいという。さらに、「1Rでは早すぎて文句を言われるので3~4RくらいでKOしたい」と予告。

「下がる戦い方は今回はやらない。パンチ、キック、ヒジ、ヒザの全てを使って前へ出てガンガン攻めます」と意気込んだ。

再計量でパスしたキース(左)はターウー・スーパーバイザー(右)に抱きついて喜ぶ

(※追記)キースは再計量にて58.42kgで計量をクリアー。WBCムエタイのターウー・スーパーバイザー立会いの元、調印式を行い世界タイトルマッチは無事行われることになった。

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