2016/11/02（水）UP
（最終更新：2016/11/02 21:29）

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かなり迫力ある風貌のKINGレイナ。重量級期待の新鋭がいよいよベールを脱ぐ

　11月3日（木・祝）東京・新宿FACEで開催される『DEEP JEWELS 14』の公開計量が、2日（水）12：30より都内で行われた。

　佐伯繁DEEP代表が「日本女子MMA（総合格闘技）重量級期待の新鋭」と太鼓判を押す、KINGレイナ（リバーサルジム立川 ALPHA）が70.8kgで計量をパスした。

　KINGレイナは10年を超える柔道歴を持ち、インターハイ女子70kg級では3位に入賞。昨年7月に開催された『プーチン大統領杯第41回全日本サンボ選手権大会』に出場し、女子68kg級で優勝して女子プーチン大統領杯を受賞した。また、柔術選手権大会にも出場し、アームロックや腕十字で一本勝ちして優勝を飾っている。現在、柔術は紫帯。

　自身のツイッターのプロフィールでは「可愛いプロ総合格闘家」と自己紹介しているKINGレイナ。今回がプロデビュー戦となる。「練習からかなり調子がよくて、やりたいことも出来ています」と自信をのぞかせる。

　対戦相手のエリー（DreamFantasy新潟）もこれがプロデビュー戦だが、バスケットボール出身で身長182cm、体重73.2kgの体格を誇る。しかしKINGレイナは、「同じくらいの身長の男子選手がジムにはゴロゴロいるし、父もデカくて185cmくらいあるんですよ。デカい人を見慣れているのであまり怖い感覚はないです」と動じない。

　プロデビューするにあたって名付けたリングネームのKINGレイナは、「いつもデカいと言われているのと、インパクトのある名前にしてみようと思って。目立ちたいんです」との理由から。

　昨年11月にアマチュアルールでDEEP JEWELSに出場した時は、相手から腕十字で一本を取ったが計量オーバーだったためノーコンテストに。そのため今回は－75kgでの参戦となったが、「少し重いですね。一番の目標はUFCに出ることなので、61.2kgまで落としたい。この試合が終わったら、徐々に落として行きたいと思っています」と、体重を絞ってUFC出場を目指すという。