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【BOM】グレイシャア亜紀が引退試合

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2016/11/03(木)UP

引退試合が決まったグレイシャア亜紀

 12月4日(日)横浜大さん橋ホールにて開催される『The Battle Of Muaythai XIII』で、女子キックボクシング界の一線で長年活躍してきた38歳のグレイシャア亜紀(NEXT LEVEL渋谷)が、引退試合を行うことが発表された。

 グレイシャアは2002年にJ-NETWORKでプロデビューを果たし、2007年に初代J-GIRLSフライ級王座、2013年にWPMF日本女子フライ級王座を獲得するなど活躍。今年7月のKrushでは第2代Krush女子王者KANAに挑戦し、判定2-1の僅差で惜敗したが、無敗の女王を相手に果敢に打ち合い、パンチで追い込む場面を見せていた。

 しかし、KANA戦に先立ち5月に行われたKrushの記者会見で、グレイシャアは自身の去就について言及。「自分の年齢的なこともありますし、若手の選手がどんどん育ってきているということもある。自分が精一杯動けるのも今年一杯かなと思い、自分の中でけじめをつける年にした」と年内での引退を示唆していた。

Krush女子王者KANA(左)と激しく打ち合ったグレイシャア(右)

 また、「最後の試合をムエタイで締めくくりたい」との意向があったというグレイシャア。今回、BOMプロモーション側からのオファーを承諾して、『The Battle Of Muaythai XIII』での引退試合出場を決めた。

 そんなグレイシャアがラストマッチで対戦する相手はホンカーオ・モーラチャパットチョンブン (タイ)。ホンカーオは6月のムエタイオープンで、グレイシャアと同門の小林愛三とアグレッシブな打ち合いを繰り広げ、引き分けている。

グレイシャアと同門の小林愛三(右)と引き分けているホンカーオ(左)

 BOMプロモーションの中川夏生代表は「グレイシャア選手が同じジムの後輩の小林選手が引き分けたホンカーオと試合をすることで、これから女子キック界を引っ張っていくであろう選手たちに何かを残せればと思い、今回の試合を組みました」と、グレイシャアが残す最後の雄姿に期待を込める。

 いよいよラストマッチを迎えることになったグレイシャア。女子格闘技界のレジェンドとして、後進の未来につながる戦いを最後に見せることが出来るか。

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<追加対戦カード>

<第2部>
▼WMC日本女子フライ級契約 2分5R
グレイシャア亜紀(NEXT LEVEL渋谷/初代&第3代J-GIRLSフライ級王者、WPMF日本女子フライ級王者) ※引退試合
vs
ホンカーオ・モーラチャパットチョンブン(タイ)

▼WMCルール 59kg契約 3分3R延長1R
テープジュン・サイチャーン(真樹ジム愛知/ReBON経堂)
vs
ケイ・ゴールドライフ(ゴールドライフジム)

<第1部>
▼WMCルール 65kg契約 3分3R
安東雅喬(湘南格闘クラブ)
vs
前田将貴(RIKIX)

▼WMCルール 57kg契約 3分3R
キョウヘイ・ゴールドライフ(ゴールドライフジム)
vs
テル(尚武会)

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