【RIZIN】神取忍が無念の負傷欠場、代役に堀田祐美子

2016/12/22（木）UP
（最終更新：2016/12/22 20:33）

　12月29日（木）、31日（土）さいたまスーパーアリーナ にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016　無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND』。

　その記者会見が22日（木）都内にて開かれ、ギャビ・ガルシア（31＝ブラジル）と対戦が決まっていた神取忍（52＝LLPW-X）が負傷欠場、代役として同じ女子プロレスラーの堀田祐美子（49＝フリー）が緊急参戦することが発表された。

　神取は16日（土）の練習中に肋骨を骨折。本人は強行出場を訴えたが、ドクターストップがかかり今回の欠場が決まった。会見でマイクを握った神取は「悔しいです」と第一声。「本気で向かっていく以上、このような状況では対戦相手にも失礼になります。関係者の方々に本当に申し訳なく思います」と涙ながらに話した。

　一方、「正直時間が無く、心臓が張り裂けそうな気持ちです」と現在の心境を口にしたのは、代役参戦が急遽決まった堀田。神取vsガルシアが決まった日から、神取のトレーニングパートナーを務めており、神取が負傷し、無念の欠場に至るまでを間近で見ていた。

　そんな堀田は元々は極真空手出身で、1985年に18歳で女子プロレスラーとしてデビューすると、“暴走女王”の異名を持つなど活躍。過去にはMMAの試合も経験しており、2012年2月には初代DEEP女子無差別級王座を懸けて、ジョージ・ルーカスの娘であるアマンダ・ルーカスと対戦している。

　大会までわずか9日と迫っているが、堀田は「継続は力なりという言葉を信じて、神取さんのために私はガルシアをKOしたいと思います」と闘志を燃やした。また、無念の負傷欠場となった神取も「今回で終わりではないです。この怪我を治して必ずもう一度挑戦します」と来年のRIZIN参戦を誓った。

●編集部オススメ記事
・神取忍が電撃参戦、ギャビ・ガルシアと激突
・ギャビに挑む神取忍「戦術があるので勝算はある」