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【RIZIN】ギャビ・ガルシア、41秒圧勝でも堀田の心意気に感嘆

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2017/01/09(月)UP

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前日計量でにらみ合うギャビ(左)と堀田(右)。試合前は見下していたようなギャビだったが…

 昨年12月31日にさいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント Final ROUND』。

 同大会の女子MMA(総合格闘技)ルール無差別級で、女子プロレスラーの堀田祐美子を1Rわずか41秒、パウンドでのレフェリーストップに追い込んだ“世界最強・最大の女柔術家”ギャビ・ガルシア(ブラジル)が、試合後に堀田を称えていたことが分かった。

 当初は”ミスター女子プロレス”こと神取忍(LLPW-X/52歳)との対戦が決まっていたギャビは、対戦発表の記者会見で「試合が決まった以上はやりますが、私と戦う資格のある選手は他にもいるのではないかと思う」「その自信はどこから来るのか、冗談のつもりなのか。試合当日、ギャビ・ガルシアがどのような相手なのか思い知ることになるでしょう」など、神取を見下した発言を連発。

41秒で圧勝したギャビだが、堀田の勇気や覚悟に驚嘆していたという

 神取の負傷欠場で代役としてギャビと対戦することになった堀田も49歳の女子プロレスラー。試合前のインタビューでギャビは「私はリング上でボコボコにするだけ。もし彼女がボコボコにされたくないんだったら、彼女の母親のもとに戻ったほうがいいんじゃないかと思います」と、やはり相手にならないと言わんばかりだった。

 しかしギャビは試合後、榊原信行RIZIN実行委員長に本心を打ち明けていた。榊原実行委員長は1月7日のSNSでこのようにファンに伝えている。

「ギャビ本人とも話しましたが、自分が49歳という年齢になった時に、同じように自分より15歳以上若く、身体も大きく、キャリアとしてもはるかに上の選手に立ち向かう勇気や覚悟を持てるかどうか甚だ疑問であると」

 実は堀田や神取が自分にチャレンジしてきた勇気や覚悟に感嘆していた、という。試合はギャビの圧勝だったが、榊原実行委員長は「日本の女子プロレスラーとしての心意気は観えた試合でした」と語っている。

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