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【UFC】デメトリアス・ジョンソン、二階級制覇も視野に

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2017/02/03(金)UP

2015年5月にUFCのプロモーションイベントで来日したデメトリアス・ジョンソン

 昨年12月にUFCの現役王者としては最多となる9度目の王座防衛を果たしたUFCフライ級王者デメトリアス・ジョンソン(アメリカ)が、上の階級のベルト獲得を狙う意志があることを明かした。

 1月31日(火・現地時間)アメリカのスポーツメディア「MESN」のインタビューに応じたジョンソン。2本目のベルトを狙うつもりはないのか?との質問に対し、「適切なファイトマネーが支払われるなら、狙うはずだよ。金銭的なところはいつだって重要だし、階級を上げてベルトを狙うなら、インセンティブが必要になるね」と、金銭的な条件が満たされれば上の階級でタイトル獲得を目指す意志があるとした。

ベルトを巻いたジョンソン

 また、北京、ロンドン、リオと、オリンピック3大会連続で陸上男子100Mと200Mの金メダリストに輝いたウサイン・ボルトを引き合いに出し、「彼はいつも自らが打ち立てた記録を破ることに挑戦してきた。それこそ僕がやろうとしていることだ。僕は自分自身の記録を破ることに挑戦している。より良くなるために努力をしている。アンデウソン・シウバが作った記録を破ろうとしている」と発言。

 2006年10月から2013年7月までUFCミドル級王座に君臨し、10度の最多防衛記録と16連勝の最多連勝記録を樹立したアンデウソンを超えたいとも話した。

2015年4月に王座を争った堀口恭司(右)と日本で対談したジョンソン(左)

 ジョンソンは2012年9月にUFCフライ級王座決定トーナメントを制して戴冠。これまでに堀口恭司、ジョン・ドッドソン、ジョセフ・ベナビデス、ヘンリー・セフードといった強豪からの挑戦を次々と退け、王座防衛を果たしてきた。昨年12月に行われた9度目の防衛戦では、「The Ultimate Fighter season24」のトーナメントで優勝を果たして挑戦権を手に入れたティム・エリオットから勝利を収めた。

 アンデウソンが持つ最多防衛記録まであと1勝と迫っているジョンソン。次戦については、「今の健康なコンディションを順調に維持できたら、5月3日にテキサスで開催される『UFC 211』のセミメインに登場することになるだろう」と話している。

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