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【シュートボクシング】5カ月ぶり復帰の鈴木博昭「ここから盛り返すのが本当の強さ」

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2017/03/26(日)UP

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昨年11月のS-cupでHideki(右)に勝利するもトーナメントを棄権した鈴木(左)

 4月8日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2017 act.2』で、WBCムエタイ日本&INNOVATIONスーパーライト級王者・山口裕人(山口道場)と対戦するシュートボクシング(以下SB)世界スーパーライト級王者・鈴木博昭(ストライキングジムAres)のコメントが主催者を通じて届いた。

 鈴木は昨年11月、連覇を目指して出場したSBの世界トーナメント『S-cup』の1回戦でRISEスーパーライト級3位Hidekiと対戦。延長戦までもつれ込む接戦の末に勝利を収めるも、左目眼窩底骨折の疑いでドクターストップがかかり、連覇の夢が断たれた。

「キム・ウーフ戦(2011年4月)で折れた箇所をもう一度折った感じになり、その時はあまり良くない状況かなと思いましたが、とりあえず負傷箇所にはプレートが入っていて大事に至ってないので大丈夫でしょう。細かい検査はしていないのでよく分かりません。ドクターが酷い骨折はないのでひとまずは安静にということだったので、結局手術もしませんでした」と、大事には至らなかったという。

今回の対戦相手は激闘派の山口(右)。鈴木が希望したヒジありルールで行われる

 今回対戦する山口については、「面白い選手ですよね。勝ったり負けたりしてますが、RIZINやKNOCK OUTといった大きな舞台に呼ばれていることから面白さを買われているんでしょう」と評し、「S-cup2013 65kg日本トーナメントで優勝してからずっと対外国人という形が多かったので、あまり日本人選手は意識していませんでした。最近の僕は思うような結果を出せていないので、逆にそれをプラス思考に変えて『ここからだな』とモチベーションになっている部分もあります。世のなか仕事でも遊びでもうまくいっている時はいいのですが、うまくいかなくなってから盛り返すのが本当の強さ、男の強さだと思います」と意気込む。

 そして、「自分は以前から、“いつでもどこでも誰でも細かい契約体重もこだわりはなくやってやる”と言ってきましたが、言ってる割りに他の団体でやらないよね?ということも言われています。SBでは若い子がいっぱい育ってきているので、そろそろ他団体にも乗り込んでSBの実力を証明したいとは思っています」と、今年は他団体への挑戦をしていきたいと語った。

●編集部オススメ記事
・鈴木博昭がヒジあり直訴、RIZINとラウェイ参戦も視野に 
・鈴木博昭の5カ月ぶり復帰戦はKO決着必至  

 

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