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【ONE】アジア最大の格闘技団体が電通と提携、来年3月に東京大会の開催目指す

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2018/06/28(木)UP

現在、ONEでベルトを巻く唯一の日本人選手である内藤のび太(中央)。その勇姿を来年3月に開催が目指されている東京大会で、ファンは目にすることができるか

 6月27日(水・現地時間)シンガポールを本拠地にアジア地域で最大規模の活動を展開している格闘技プロモーション『ONE Championship』(通称ONE)が、日本市場への本格的進出に向けて、国内広告代理店の最大手「電通」と独占的かつ戦略的パートナーシップ提携を発表した。また、同団体は2019年3月に東京で初の大会開催を目指すことも明らかにした。

 ONEのチャトリ・シットヨートンCEO&チェアマンは「今回、日本最大の広告代理店である電通とのパートナーシップ提携を発表でき、感動するとともに光栄に思っております。ONEは2019年3月に日本で最初の大会を開催することを目指しながら、同国へのさらなる進出に注力します。我々のミッションはスーパーヒーローたちをアジア中に解き放ち、あらゆる社会階層に情熱、希望、強さ、夢を喚起していくことです。そして、電通とのパートナーシップ提携は、我々独自の格闘技ブランドを示しながら、何百万人もの日本のファンを魅了する支えとなるでしょう」と、リリースにコメントを寄せた。

青木真也もONEでライト級王座に就き、レギュラー参戦を果たしている

 ONEは今年4月、インターネットテレビ局「ABEMA」と提携し、全20大会を新たに生中継することも発表。5月以降放送する全大会において、同局からの要望をONEが受けるかたちで各大会に日本人ファイター2名の出場を確約したほか、ドキュメンタリーやリアリティ番組の制作などコンテンツ面でも協力体制を敷き、日本での存在感を着々と強めていた。

 日本人選手との契約も増えている。最近では元DEEPメガトン級王者・長谷川賢、DEEPフライ級王者・和田竜光、元パンクラス・ライト級王者の徳留一樹、パンクラス・フェザー級3位の松嶋こよみ、2010年修斗ウェルター級新人王の下石康太、上久保周哉といった国内トップレベルの選手たちが立て続けに契約を結んだ。

ONEで2度の女子アトム級タイトルマッチを経験しているベテランのV.V Mei

 これに現在ONEでベルトを巻く唯一の日本人選手であるONEストロー級王者・内藤のび太、さらに元ONEライト級王者・青木真也、元ONEライト級王者・朴光哲、元DEEP JEWELSアトム級王者V.V Mei(ヴィーヴィー・メイ)といった、ONEの常連であるベテラン勢が加わり、日本を主戦場としてきた18名の選手が現在ONEとの契約下にある。

 ABEMAや電通との提携とともに「2019年3月に東京で大会を開催する」という明確な目標も掲げ、いよいよONEが本格的な日本進出に向けて動き出した。

Photo by ONE Championship

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