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【K-1MAX】魔裟斗が貫禄の勝利!KIDは衝撃のKO負け、山本がベスト4進出

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2009/07/13(月)UP

▼第8試合 スーパーファイト K-1ルール 60kg契約 3分3R延長1R
○渡辺一久(フリー)
KO 1R2分40秒 ※3ノックダウン
●山本 篤(KRAZY BEE)

 前回の上松大輔戦では敗れはしたものの、破天荒なファイトでインパクトを残した渡辺。今回はKIDの愛弟子である山本と対戦した。

 1R、一気に距離を詰める山本が右ローを蹴る。渡辺は鋭いジャブを突くが、山本は前蹴りで距離を取り、右ローを蹴る。渡辺はノーガードで山本を挑発。

 渡辺も右ストレートで前に出るが、山本もそれを空振りさせる。山本の右ローに渡辺が左フック。そして渡辺が右ストレート! そこから一気に連打。

 明らかにダメージの残る山本は思わずタックルで渡辺を倒してしまう。再開後、渡辺が右ストレート! これで山本の顔面を打ちぬき、山本がダウン。再開後、何とか立ち上がった山本だが渡辺が立て続けに2度のダウンを奪い、実力の差を見せ付けた。


▼第7試合 スーパーファイト K-1ルール 62kg契約 3分3R延長1R
○チョン・ジェヒ(韓国/Busan Taesan/韓国ムエタイジュニアライト級王者)
KO 1R1分20秒 ※左フック
●山本“KID”徳郁(KRAZY BEE)

 DREAMの復帰戦ではジョー・ウォーレンに不覚を取ったKID。2カ月弱という短いインターバルでK-1への参戦を決め、原点回帰を誓った。韓国ムエタイ王者という肩書きを持つジェヒを倒し、復活の狼煙を上げることができるか?

 1R、いきなりKIDが右フックから前に出る。ジェヒは右ミドルのフェイントを入れつつ、右ストレートを打つ。KIDはジェヒの右ミドルをブロックして右フックを放つ。KIDはジェヒの右ストレートをかわして右フック!

 ここからKIDは一気にパンチで前に出て行くが、ジェヒはそこに右アッパー、そして返しの左フック! このコンビネーションがモロにKIDの顔面を打ちぬき、KIDがその場にバッタリ。

 ダウンカウントが数えられるものの、KIDは全く動くことが出来ず。再出発を誓い、K-1のリングに上がったKIDだったが、衝撃的なKO負けを喫してしまった。


▼第6試合 世界トーナメントFINAL8 3分3R延長1R
○ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム/2004&2006年世界王者)
判定3-0 ※3者とも30-28
●ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン(オランダ/ゴールデングローリージム)

 過去の対戦ではブアカーオのテクニックの前に敗れ去っているホルツケン。今回はリベンジをかけてブアカーオに挑戦した。

 1R、互いにガードを高く上げて構える両者。ブアカーオは左手を伸ばしてホルツケンの体をマットに叩きつける。ホルツケンは右フック。ブアカーオは左ミドルを蹴る。そして再びホルツケンの足を払ってマットにこかす。ホルツケンはジャブを突いて右ストレートを打つが、ブアカーオは前蹴りで距離を取る。

 ホルツケンはそこにバックキック! ブアカーオはそれをブロックして即座に右ミドルを蹴る。ブアカーオは左手でホルツケンの体を押して左の前蹴り、そして左のテンカオ! ホルツケンが右フックで突っ込んでくると、ブアカーオは組み付いてパンチを打たせない。ジャッジは3者とも10-10でイーブンとなる。

 2R、ブアカーオはジャブと前蹴り。左のヒザ蹴りで飛び込む。ホルツケンはワンツー、フックで前に出るが、ブアカーオは前蹴りとテンカオでそれを止める。ブアカーオの前蹴りで前進を止められるホルツケン。ブアカーオはホルツケンのバランスを崩して左ミドル。距離が開くと前蹴りから左ミドルを蹴る。

 ホルツケンのボディに何発も左の前蹴りを突き刺すブアカーオ。ホルツケンは左フックを見せるが、ブアカーオはそれをブロックして左の前蹴りを放つ。この前蹴りが効きだしたのか、ホルツケンはほとんど手を出すことができない。ジャッジは3者とも10-9でブアカーオを支持する。

 3R、ここもブアカーオはジャブと前蹴りでホルツケンに距離を詰めさせない。そしてホルツケンの体を豪快にマットにこかす。ホルツケンも必死にワンツーで前に出るがブアカーオはスウェーでそれをかわす。そして前蹴りとテンカオ。さらにブアカーオは右ストレート、左フックから右ロー。距離が開くと強烈な右ミドルを蹴る。

 ブアカーオはホルツケンの体を押して顔面前蹴り、そして左ミドル。残り1分、ブアカーオは左ジャブと前蹴りで完全に距離を支配。そして試合終了間際、ホルツケンをマットにこかせて時間を使うブアカーオ。判定は30-28、30-28、30-28でブアカーオの勝利。ブアカーオが危なげない試合運びでホルツケンを返り討ちにした。


▼第5試合 世界トーナメントFINAL8 3分3R延長1R
○アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ/2005&2007年世界王者)
延長判定3-0 ※3者とも10-9
●アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテンオデッサ)
※本戦判定は3者とも30-30

 FINAL8の中でも屈指の好カード、優勝を占う一戦として注目されているのがサワーVSキシェンコの一戦。昨年のトーナメントで対戦している両者だが、この時は延長戦にもつれる接戦の末にキシェンコが勝利している。

 1R、キシェンコは細かく左右のステップして前に出る。サワーはしっかりとガードを上げてインローを蹴る。圧力をかけて前に出るキシェンコは、サワーのインローに右ストレート。キシェンコが左フックを打てば、サワーも左フックを返す。キシェンコは左ボディから右ハイキック。サワーはしっかりとブロックを上げてキシェンコの攻撃をディフェンスする。

 サワーは左アッパーから右ストレート、そして右ローを蹴る。キシェンコは左フック、左ボディを打つが、サワーはそこに右のカウンター! キシェンコは組みの攻防になるとサワーを足払いでこかす。キシェンコはワンツー、右ミドルで前に出る。サワーも右ストレートを返して、さらに飛びヒザ蹴り。互角の展開だった1Rはジャッジが3者とも10-10のドローとした。

 2R、キシェンコの左ミドルにサワーがインロー。サワーは下がりながらインローを蹴る。キシェンコは左ボディ、左フックから右ストレート。キシェンコが左フックを打つとそこにサワーが右のクロスカウンター! キシェンコのパンチを空振りさせてワンツーから右ロー! キシェンコも左フックから前に出るが、サワーはワンツー。キシェンコのヒザ蹴りをブロックして右ストレートを返す。

 キシェンコは左フック、左ボディ。サワーのローに左フックを返す。ワンツーから左ボディのサワー。キシェンコはサワーのインローに左フック、右アッパー、右フックを打つ。サワーは再び左フックから左ボディ。キシェンコはワンツーで前に出ると、サワーはジャブを返す。2Rもジャッジは3者とも10-10で差はない。

 3R、キシェンコがワンツー、左ボディ。サワーは左フックを返す。キシェンコは飛びヒザ蹴り、左右のヒザ蹴りで前に出る。キシェンコの左ボディにサワーが左フック、左から右ハイキックを蹴る。キシェンコは左ボディから左フック。サワーはブロックしてインローと右ロー、左ボディから左フック。

 サワーはキシェンコのパンチを空振りさせてインロー、右ローを蹴る。キシェンコがバックブローを出せば、サワーもバックキック。キシェンコは右フックから前に出ていくが、サワーも左フックを返す。そしてサワーは飛びヒザ蹴り。終盤、2人とも同じように右ストレートから左フックを返す。本戦の判定も3者とも30-30となり、試合は延長戦にもつれ込む。

 延長R、キシェンコはインローと左ミドルを蹴る。サワーはじりじりと前に出てキシェンコを下がらせてインローと前蹴り。キシェンコが左ボディを打ちにいくが、そこにサワーは左フックを合わせる。キシェンコはインローと左ミドル。サワーのインローに右ストレートを合わせるが、サワーの左ハイキックがヒット! これでキシェンコが下がる。

 ここからサワーはパンチではなくローキックで攻め込む。サワーはキシェンコの右フックを空振りさせて右、そして左ボディから右ロー。キシェンコも頭をつけるようにして左右のボディを打つが、サワーは距離を取って確実にローを当てて行く。キシェンコはバックブローでえ前に出るが、サワーはそこにアッパーを突き上げる。

 判定は3者とも10-9でサワー! 攻撃の正確性で上回ったサワーがキシェンコの勢いを殺して、キシェンコにリベンジ。魔裟斗がラストファイトの相手として対戦を希望しているサワー(※これまで魔裟斗はサワーに2戦2敗)が準決勝に駒を進めた。

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