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【シュートボクシング】RENAが圧倒TKO勝ちで世界王者に

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2015/08/21(金)UP

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▲(左から)MIO、シーザー会長、RENA

シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING Girls S-cup 2015」 
2015年8月21日(金)東京・大田区総合体育館

▲強烈なボディブローで追い込むRENA(左)

▼第11試合 メインイベント 初代SB世界女子フライ級王座決定戦 エキスパートクラスルール
○RENA(シーザージム/Girls S-cup2010・2012世界トーナメント王者)
TKO 3R 1分58秒 ※レフェリーストップ
●カネ・チョー.カンピロム(タイ/チョーピロムジム/タイ国女子ボクシングミニフライ級王者)
※RENAが初代王座に就く。

 30年の歴史を誇るシュートボクシングで初の女子世界タイトルマッチが行われた。初代王座を争ったのはGirls S-cup2010・2012世界トーナメントを制覇しているRENAと、タイの女子ボクシングミニフライ級王者でムエタイ女子トーナメント優勝者のカネ。

 1R、RENAのヒザ蹴り2発が強烈に突き刺さり、RENAはミドルキックでボディを攻める。さらに右ローを3連発、左ボディからもう一度ロー。RENAは顔面にパンチを集めて左ボディブロー、もう一度顔面を連打して右ローと圧倒する。

 2R、RENAの左右フック、左ボディが何度も決まり、頭を下げるカネにフロントチョーク。そしてバックを奪うと豪快なジャーマンスープレックスでシュートポイント2点を奪う。

 さらに連打からフロントチョークで絞めあげるRENAだが、これは極まらず。左ボディと右ロー、ヒザ蹴り、さらに顔面への連打でスタンディングダウンを奪った。

 3Rもパンチとヒザ蹴りで圧倒するRENA。右ハイキックもヒットさせる。首相撲からのヒザ蹴り連打でダウンを奪うと、パンチ連打からのヒザ蹴りで一方的に攻め、カネは人間サンドバッグ状態に。ここでようやくレフェリーが試合をストップし、RENAがTKO勝ちで世界タイトルを手にした。

 RENAは勝利者インタビューで「ずっと憧れていたベルトが欲しくて格闘技の世界に入ったんですが、1回目のチャンスを逃してしまって。こういう形ですがベルトを巻けたのは嬉しいです」と喜びを語ったが、「タイトルマッチがこんなものでいいのかとの気持ちがあります。KOで勝ちたかったです」と試合内容に不満足さをあらわにした。

 そして、自分を育ててくれた元の所属ジム及川道場への感謝の気持ちを述べ、「もっともっと強くなりたいです」とさらなる飛躍を誓った。

この大会の写真(全702枚)はこちら

 

▲高橋(左)が左ボディで追い込む

▼第9試合 エキスパートクラス特別ルール 55.0㎏契約
○高橋 藍(シーザージム/初代SB女子フライ級王者、SB日本女子バンタム級1位)
判定3-0 ※三者とも30-28
●ホーングトーン・リヤンパサー(タイ/WPF女子バンタム級王者)

 1R、ホーングトーンのミドルをキャッチしては投げる高橋。さらにパンチで突進する。左右ミドルを蹴るホーングトーンに高橋はローとボディブロー。

 2R、前に出る高橋にホーングトーンは首相撲に持ち込む。お互いにヒザを蹴る。高橋は左右ボディブロー、右ストレート。高橋はコーナーでボディにヒザを突き刺しパンチを連打する。

 3R、左右ボディを打ち、顔面への連打でコーナーへ釘付けにする高橋。ホーングトーンもヒザ蹴りで応戦。たびたびパンチでコーナーへ追い詰める高橋だが、圧倒しながらも粘るホーングトーンを倒すことが出来ず、判定で高橋が勝利を収めた。

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