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【NKB】大和が薄氷を踏むような初防衛

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2015/10/10(土)UP

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王者・大和(左)にとってはリベンジ戦となった初防衛戦はドローに終わった

日本キックボクシング連盟
「大和魂シリーズ VOL.4」
2015年10月10日(土)東京・後楽園ホール

▼第11試合 メインイベント NKBライト級タイトルマッチ 3分5R
△大和知也(SQUARE-UP道場/NKBライト級王者)
ドロー 判定1-0 ※49-49、50-49、49-49
△俊輝(八王子FSG/元NKBライト級王者、NKBライト級1位/挑戦者)
※大和が初防衛に成功。

俊輝(右)もローを的確にヒットさせる

 今年4月の大会で、2年ぶりに復帰した俊輝がNKBライト級王者の大和知也から判定勝ちを収めた。この結果を受けて王者の大和が、NKBライト級タイトルマッチの挑戦者に俊輝を逆指名。異例のリベンジマッチとして両者の対戦が実現した。

 1R、大和が右ローキックで先制。俊輝は、強烈な左ローを返す。ジャブからローを放つ大和は、右ボディブロー。俊輝は左ミドルをヒットさせるなど、一発一発に破壊力を感じさせた。

 2R、前へ出る大和はロー、ボディブローで攻撃。さらに左ボディブローから右ストレートのコンビネーションを見せた。俊輝は、ジャブからローを確実に決めていく。アグレッシブに勝負する大和と、冷静に闘う俊輝の戦いが続く。

 3R、なおも前へ出るのは大和。俊輝はジャブから右ストレート、ローと的確にヒットさせる。大和は手数で押すが、俊輝を完全に崩せない。

 4R、ボディを打ちながら前へ出る大和。手数は多いが、俊輝のジャブとローを被弾してしまう。それでも前へ出る大和は、ボディブローを執拗に狙う。俊輝がローを連打して、両手を挙げてアピールする場面もあった。

ドローで初防衛に成功した大和

 5R、大和はボディ打ちとインローで攻撃。ときおりバックブローも飛び出した。俊輝は、的確なローと右ストレートを返す。手数は大和だが、技の的確さとダメージでは俊輝か。大きな差がなく、試合終了のゴング。判定は、1(俊輝)-0と差がつかずにドロー。大和が、薄氷を踏むような試合で初防衛に成功した。


NKBのリングに乗り込んだ空道王者・末廣(右)がTKO勝ち

▼第10試合 セミファイナル ライト級 3分5R
○末廣智明(大道塾吉祥寺支部/2014大道塾北斗旗軽量級優勝)
TKO 1R 2分10秒 ※ヒジによるカット→レフェリーストップ
●桃井 浩(神武館/NKBライト級2位)

 2014空道軽量級王者の末廣智明が参戦。NKBの門番・桃井が迎え撃った。

 1R、末廣は左ローキックをヒットさせる。桃井は前へ出てパンチを放つ。末廣は冷静にガードすると、右ボディストレート、前蹴りと多彩な攻撃をみせる。

 桃井は右、左とフック。末廣はコーナーへ追い込み、パンチを連打。ガードする桃井に、ヒジ打ちを放つとこれが頬の下をぱっくりと切り、出血。ドクターチェックが入り、試合続行不可能と判断されて末廣のTKO勝利が決まった。

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