2022/03/06（日）UP
（最終更新：2022/03/06 12:26）

“最強ヌルマゴの従兄弟”ウマル、ベテラン相手に苦悶チョーク葬！@UFC

　3月6日（日本時間）米国ネバダ州ラスベガス／T-Mobileアリーナで開催された総合格闘技イベント「UFC 272』にて、ウマル・ヌルマゴメドフ（26=ロシア）が、ブライアン・ケレハー（35=米国）をリアネイキッドチョーク（裸絞め）で一本勝ち。デビュー無敗の14連勝を飾った。

【動画】ウマルが背後からチョークで締め付ける！相手は苦悶のタップ

　ウマルは元UFCライト級世界王者のハビブ・ヌルマゴメドフの従兄弟で、現在Bellator・ライト級5位でMMA14戦全勝のウスマン・ヌルマゴメドフの兄。16年にプロデビューを飾り、昨年1月にUFCに参戦。セルゲイ・モロゾフから一本勝ちを収め、MMA13戦全勝を記録した。

　対するケレハーはMMA24勝13敗の戦績を持つベテラン。18フィニッシュ（8KO・10一本）と決定力が高く、現在2連勝と波に乗っている。

　試合は1R、強い圧力でジリジリと前進するケレハーに対し、ウマルはバックステップで距離を保ちながら、前蹴り、関節蹴り、ハイキックを当てていく。
　流れを変えようと、ケレハーがパンチを振りながら組みにいくが、逆にウマルが両脇を差し、金網際でケレハーを崩し片膝をマットにつけさすなど、組みでもウマルが優位に立つ。

　中盤過ぎ、ケージレスリングの展開で、ウマルが両足タックルから、体勢を崩したケレハーの背中に回ると、素早くリアネイキッドチョーク！
　一気に絞め上げられると、ケレハーは苦悶の表情でタップした。ベテランのケレハーに何もさせずに完勝したウマル。デビューから続く無敗記録を14に伸ばした。

WME-IMG
「UFC 272』
2022年3月6日（日本時間）米国ネバダ州ラスベガス／T-Mobileアリーナ
▼フェザー級
●ブライアン・ケレハー（米国）
一本　1R3分15秒　※リアネイキッドチョーク
○ウマル・ヌルマゴメドフ（ロシア）

【勝者選手データ】（2022年3月6日現在）

ウマル・ヌルマゴメドフ（26歳・ Umar Nurmagomedov・ロシア）
階級：フェザー級
戦績：14勝(1KO・7一本)無敗（TAPOLOGY参照）