【KNOCK OUT】残り数秒で宮越がダウンを奪い緑川に逆転勝利
5R,宮越が放ったハイキックが試合の流れを変えた
▼第4試合 70.0kg契約 3分5R
○宮越宗一郎（拳粋会/WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーウェルター級王者）
判定3-0 ※三者とも49-48
●緑川 創（藤本ジム/元日本ミドル級王者）
日本70kg級トップ対決。両者とも今回がKNOCK OUT初参戦となる。緑川はかつてアンディ・サワーを破った実績を持ち、宮越は外国人との対戦経験も豊富。
1Rはローキックの蹴り合いで静かな立ち上がり。時折、緑川が左フック、宮越がワンツーと得意技を放つ。
2R、宮越が前へ出て右ストレート、右フックを放つ。緑川はまだジャブと右ローでコツコツと攻めていく。終盤、緑川の右フックがヒット。宮越はややパンチが大振り気味で緑川を捉えることが出来ない。
3R、倒し急いでいるのか大振りになる宮越に、緑川はショートのパンチを顔面、ボディへ当ててヒザ蹴り。緑川が右フックをヒットさせていくと宮越も左右ストレートで反撃。緑川はジャンプしてのヒジ打ちも見せる。
4R、勝負をかける宮越はパンチからミドル＆ハイキックのコンビネーションで前へ出る。緑川はそれをかわしながら左右フック、ボディブロー。宮越の左ミドルが連続ヒットするが、緑川がボディから顔面のパンチコンビネーションで反撃。宮越はヒジも放つ。
5R、パンチで前に出る宮越を同じくパンチで迎え撃つ緑川。宮越の右ハイキックが緑川にヒットし、緑川がガードを固める。チャンスをつかんだ宮越はパンチで攻めるが緑川もヒジとパンチで応戦。宮越は左耳から出血してドクターチェックに。再開後もパンチで前に出る宮越だが、緑川も右のパンチを中心に打ち返す。
そして残り数秒、打ち合いを挑んだ宮越に緑川も応じたところで、宮越の左フックがカウンターでヒット。ダウンを奪う。緑川が立ち上がり、試合再開となったところで試合終了のゴング。4Rまで1ポイント差で負けていた宮越が逆転勝利をつかんだ。
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