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 5 月28日(土)29日(日)大阪府立体育会館で開催される新極真会『第28回オープントーナメント全日本ウエイト制空手道選手権大会』は、4年に一度の 「全世界大会」(10月22、23日)日本代表最終選抜戦として行われる。重量級の優勝候補・青栁は新たなスタイルで日本代表の座を狙う。(2011年5 月20日UP)

PROFILE
青栁茂瑠
(あおやぎ・しげる)
1984年9月30日、福岡県出身
第26回全日本ウェイト制重量級準優勝
第27回同3位
第41回全日本大会準優勝
第9回全世界大会日本代表
身長175cm、体重98kg
新極真会/福岡支部 初段

■以前の自分は一発一発が強かったけれど、今は……

ーーウエイト制大会が間近に迫ってきましたが、今のコンディションと心境はいかがですか?

「コンディションはバッチリです。全日本大会以降、怪我をしていたんですが、もうだいぶ良くなっていい感 じです。今は追い込んで稽古をしている時期で、これから少しずつ練習量を減らしていくのですが、ここでしっかりと気を抜かずに集中してやっていけば、いい 仕上がりになれると思います。あとは気持ちですね」

ーー一番大事なものは気持ちですか?

「自分はそう思います。師範(緑健児・新極真会代表)も言われているんですが、疲れているから動きが悪くなるのではなく、疲れていても稽古の中で今まで以上に気持ちを強く持てば身体は動きます。

 稽古の中でも疲れているから身体が動かないと思ってしまうと、この動きでは勝てないという気持ちが出てしまうので、疲れていてもこれだけ動ければ大丈夫という気持ちを高めれば、本番でもいけると思います」

ーーその精神的な充実度はこれまでと比べてどうですか?

「強い先輩たちがたくさんいて、その先輩たちの技をもっともっと稽古していきたいという思いも現時点ではあるんですが、自分が思った通りの稽古は出来たつもりなので、大丈夫だと信じてやるだけです」

ーー今回の自分は今までで一番強いという自信は?

「今までで気持ちも身体も一番充実していたのは、4年前の第9回全世界大会の時だったんです。その時は体重が97kgあって、ウエイトトレーニングも重たいものをガンガン上げていました。でも、今は ・・・

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