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 2月18日(土)東京・TDCホールで開催される『DEEP 57 IMPACT~12年目の現実~』で、レヴァン・ラズマゼ(グルジア/フリー)が保持するDEEPメガトン(無差別級)タイトルに挑戦する野地。極真空手からK-1、総合格闘技に転向し、戦い続けてきた成果を見せる時が来た。圧倒的な強さを発揮する怪物を相手に、野地はどう戦うつもりなのか!?(2012 年2月11日UP)

PROFILE
野地竜太
(のじ・りゅうた)
1978年10月6日、東京都世田谷区出身
身長186cm、体重93kg
1996年10月、極真会館『第28回全日本大会』で黄帯ながら
岩崎達也に上段廻し蹴りで一本勝ちして衝撃デビュー
1998年11月『第30回全日本大会』で4位入賞
1999年11月『第7回全世界大会』で20歳にして7位入賞
2000年のアメリカズカップで準優勝後、空手から離れる
同年11月29日、全日本キックでプロデビュー、1RでKO勝ち
2002年1月11日、K-1で武蔵と対戦するが判定負け
2004年3月18日、パンクラスMEGATONに入団して総合格闘技に転向
2006年6月14日、パンクラスを退団してフリーに
2009年11月10日、ライアン・グッドマンにTKO勝ちしてCMA KPWヘビー級王座に就く
2011年10月30日、カルロス・トヨタを破り同タイトルの3度目の防衛に成功
現在は立ち技、総合を問わず各団体のリングを渡り歩いている
総合格闘技戦績:15勝6敗
TEAM GARO所属

■チャンスがあれば寝技での一本勝ちもやってみたい

ーーレヴァン・ラズマゼ(どすこい羅頭魔勢から改名)とのタイトルマッチが決まりましたが、ラズマゼにはどのような印象がありますか?

「規格外のパワーですね。テクニックもあるし、柔道のキャリア(グルジア100kg級王者)もある。倒しがいがあります」

→野地と対戦するチャンピオンのレヴァン・ラズマゼ(どすこい羅頭魔勢)

ーーこれだけの体重差(ラズマゼ120kg、野地90kg)がある試合は、極真時代にもなかったんじゃないですか?

「極真時代はありませんでしたが、K-1でロイド・ヴァン・ダムとやったことがあります。彼は130kg くらいありましたからね。ただ、今回は組み技あり、オープンフィンガーグローブ着用の総合格闘技の試合ですから、全く違ったものになると思います。空手をやっていたので体重無差別ということは気になりません。空手は無差別が基本じゃないですか。今回も体重差は気にせずにやりたいと思います」

ーーラズマゼはDEEPでの3試合すべて秒殺勝利という驚異的な強さを発揮していますが……。

「本当に驚異的です。田澤(和久=前DEEPメガトン級王者でラズマゼにベルトを奪われた)さんもそう言っていました。あの人も相当力は強いんですけれど。まあ、思い切りやるだけですね」

ーー野地選手の方から対戦を望んだのですか?

「最初は佐伯代表から『ああいうのとどう?』と話が来ました。田澤さんがやられた直後に聞かれたんですが、『いいですよ、やります』と答えました。最初は雑談程度でしたけれど、ラズマゼには打撃系でないと勝てないだろうな、というような話から始まったんでしょうね。国内では彼に寝技で勝てる選手はなかなかいないと思うので、打撃系の僕になったんだと思います」

ーー望むところ?

「もちろん。空手をやってきた以上は、組み技の強くて大きい人を倒すのは夢じゃないですか」

ーーおそらくラズマゼは一気に攻めてきて打撃から組み付いてくると思います。そこを一発で仕留めることが勝つための条件となりますが……。

「組まれないようにリングの中をずっと逃げ回るのは不可能だし、本当にワンチャンスじゃないですかね。観ているみんなも彼も僕もそれは分かっています」

ーーその一発で倒せる自信は?

「クリーンヒットすれば倒れると思いますし、時間が長引けば長引くほど僕にとって有利になると思っています。 ・・・

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