TOP > インタビュー 一覧

 

20120321_fujihara_arashi_011

 3月25日(日)東京・ディファ有明で開催される『M-1ムエタイチャレンジ Sutt Yod Muaythai vol.1』にて、現ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級2位&プロムエタイ協会同級王者のチョークナムチャイ・シッヂャークン(タイ)という超強豪に挑む藤原。1月のREBELSでは同級9位ポーンモンコンに僅差で敗れているが、勝算はあるのか!?(2012年3月21日UP)

PROFILE
藤原あらし(ふじはら・あらし)
1978年12月22日、和歌山県出身
身長164cm、体重53kg
高校時代は陸上中距離の選手として近畿大会に出場するなどして活躍
明治大学キックボクシング部でキックを始め、学生バンタム級王座を獲得
2002年1月4日、全日本キックボクシング連盟でプロデビュー
2003年11月19日、全日本バンタム級王座を獲得
2005年7月31日、55kg級最強決定トーナメントMACH55優勝
2006年11月23日には真王杯55kgトーナメントで準優勝
2007年にはラジャダムナンスタジアムで勝利、一階級上の山本真弘、前田尚紀と引き分けるなどして年間最優秀選手賞を受賞
2009年9月13日、ワンロップを破りWPMF世界スーパーバンタム級王座を獲得
2010年7月19日、日本軽量級最強決定戦と謳われたTOMONORI戦で3RKO勝ち
同年9月26日、山本ノボルにTKO勝ちでWBCムエタイルール日本統一バンタム級王座に就く
戦績:54戦35勝(23KO)10敗9分
2011年7月18日、闘魔と国内頂上対決を行い勝利。日本人相手に5年間無敗を守る。
バンゲリングベイ・スピリット所属

■今度の相手は“かなりヤバイ”と聞きました

ーー練習環境が変わったというお話をお聞きしました。

「はい。僕もあと10年現役が出来るとは思っていないので、出来るだけ適した環境でやりたいというのがあって変えました。先月で今までやっていた仕事を辞めて、ジムのインストラクターをしています」

ーージムにずっといることで練習時間が増えたということですか?

「たっぷりありますね。移動時間がなくなりましたし、インストラクターをしながら合間の時間は全部自分の練習に使わせていただいています。ちゃんと休む時間と練習時間が確保出来たのが大きいですね」

ーーその新しい環境で迎える次の試合は、1月に続いてルンピニースタジアムの現役ランカーとの対戦になりました。

「相手の情報も映像も全くない状態なので、自分の可能性をまた広げるにはいい経験になると思っています」

ーー全く相手の情報がないんですか?

「ほとんどありません。ただ、“かなりヤバイ相手”だということは聞きました」

ーーヤバイ? どんな風にでしょうか。

「首相撲一辺倒の選手だと聞いています。いわゆるムエカオ(首相撲とヒザ蹴りを得意とするタイプ)ですね。しかも、ムエフィームー(カウンターやアウトボクシングを得意とするテクニシャンタイプ)でもあるという話です」

ーームエカオでフィームーだと、日本人選手が最も苦手とするタイプじゃないですか!

「嫌なタイプですねぇ、大変ですよ」

ーーしかも、1月に対戦したポーンモンコンがルンピニースタジアム認定スーパーフライ級9位で、今回のチョークナムチャイは2位。レベルアップしているじゃないですか。

「そうですね(笑)。でも、数字は関係ないです。ランキングに入っていてさえくれれば相手は何位でも構いません」

ーー対戦相手の情報がない中で、どのような練習をされているのですか?

「全部出来るように。そして、自分の課題をちゃんと克服出来るようにやっています。それが試合でちゃんと出せれば1月の試合のようにはならないと思っています」

ーー単純に考えると、前回9位に負けているのに2位に勝てるわけがない、という声もあって当然だと思いますが……。

「それ、よく言われます(笑)。みんなそう思っているんじゃないですか。でも、自分はそんな声に対して“見てろよ!”としか思っていません。 ・・・

===================================
※この記事は会員専用です。会員登録すると続きが読めます。

会員登録会員の方はコチラ

===================================

  • 1
  • 2

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

TOP > インタビュー 一覧