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【グローリー】引退のアーツ「誰が相手でも戦うだけ」

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2013/12/20(金)UP

▲前日会見に出席した出場選手

 12月20日(金)都内にて、明日21日(土)東京・有明コロシアムで開催される『GLORY 13 TOKYO』の前日会見が行われた。

 日本で数々の名勝負を演じてきたアーツが今大会で遂に引退。最後に迎える相手は現在のGLORYヘビー級で最強のファイター、リコ・ベホーベン(オランダ)となったが、「私は誰が相手であっても戦うだけです。これで引退するということで(2000年に白血病で死去した)アンディ・フグのことをふと思い出すこともありましたが、いつもと同じく1つ1つ試合をこなしていく心境です」とコメント。

 また、同じく日本でラストファイトとなるレミー・ボンヤスキー(オランダ)は「(日本で試合をするのは)3年間ぐらいブランクがあるが、戦うリズムが身体に戻ってきました。日本は自分にとって特別な場所。日本でまた戦えるのが楽しみです」と試合が待ち遠しいという。

 アーツ、レミーと共に今大会で引退試合を行う予定だったセーム・シュルトは欠場。本人からのメッセージとして「今はブラジルでコンディションの回復に向かっています。ファイターとして育ててくれた日本、そして愛してやまない日本には感謝しています。改めて試合をするのか、挨拶のみになるのかわかりませんが、来年にしっかりと日本でケジメを付けたいと思います」と主催者より読み上げられた。

 そして、スーパーファイトでモサブ・アムラーニと対戦するGLORY-65kg世界トーナメント優勝・久保優太(Fighting Kairos)は「僕はKrushという団体を代表して、そして日本を代表して戦おうと思います。65kgのGLORYチャンピオンとして恥ずかしくない試合をします」という。

 また、ダスティン・ジャコビーと対戦するRISEライトヘビー級王者・上原誠(士魂村上塾)は「日本のポスターには“新時代”と書かれていて、昔のK-1みたいに輝かせたい。あとはその夢の扉を開けられるかという感じだと思うので、自分が日本代表として夢の扉を開けたいと思います」とこの一戦に向けて熱い思いを語った。 

 なお、今大会の模様はフジテレビ系列のBSフジで22日放送。地上波では深夜放送予定で放送日は決定次第発表となる。

  

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