【ボクシング】クロフォードがスペンスをKO!世界初”2階級”4団体統一成し遂げる=試合結果
7月29日(日本時間30日)ラスベガスのT-モバイル・アリーナにて『世界ウェルター級4団体統一戦』が行われ、WBO同級王者のテレンス・クロフォード(米)が、WBAスーパー、WBC、IBF同級王者エロール・スペンスJr(米)に9RTKO勝利。
”世紀の一戦”を制し、クロフォードは井上尚弥に先んじて、”史上初”(男子では)2階級目の4団体統一を成し遂げた。
クロフォードは世界3階級を制覇し、史上3人目の主要4団体統一王者(スーパーライト級)となった無敗の超強豪。
対するスペンスは17年にIBF王座、19年にWBC王座を獲得すると、昨年4月にWBAスーパー王座を獲得し、無敗のまま3団体統一した。
スペンスはサウスポー。両構えのクロフォードも、サウスポーで発進する。1Rはジャブの差し合いからスタート。
試合は序盤からクロフォードがスペンスの動きをしっかり見切り、有利に展開。
2Rはスペンスが追い、手数も上回る。
しかしスペンスのジャブの直後、クリフォードが左から右ストレート!クリーンヒットし、早くもスペンスがダウンする。
スペンスは苦笑いしながら立つ。クロフォードがパンチ連打も、ゴング。
以降、スペンスは逆転を狙いアグレッシブにクロフォードはジャブを突き中に入らせない。クロフォードが空間を制していた。
そして7R、スペンスが前に出て左を打つも、クロフォードが左をカウンター!スペンスが二度目のダウンを喫する。
さらに向かうスペンスに、クロフォードが右のカウンター!スペンスはまたもダウンも、ゴングに救われる。
そして8R、スペンスねばるも、9R、ラスト1分、クロフォードがコーナーに追い詰め、ボディを入れる。スペンスは接近戦に。
そこへクロフォードが右の打ち下ろし、左、さらに左右フックを入れ続け、スペンスは立ち続けるもグラグラに。戦闘不能と見てレフリーが試合を止めた。
偉業!!クロフォードが”最強対決を”TKO勝利制し、”世界初”の2階級目の4団体統一を成功させた。
クロフォードは感謝の言葉を述べ「もしまた対戦することがあったら、実力を伯仲させ、そしてまた私が勝ちます」と再戦でも勝利すると語った。
スペンスは「彼のジャブのスピード、精度が高すぎた」と負けを認める。再戦については「もっと強くなって戻ってきます。年内のリマッチを希望する」とコメントした。
▶次のページ:【動画】圧倒!クロフォードがスペンスにKO勝利する瞬間
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