【Krush】1回戦で対戦する泰斗と早坂「新しい自分を見せる」
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1回戦で対戦する泰斗（左）と早坂（右）はともに名古屋のジム所属
1月17日（日）東京・後楽園ホールで開催されるKrushの2016年シリーズ開幕戦『Krush.62』にて、「第4代Krush -63kg王座決定トーナメント1回戦」を争う泰斗（GET OVER）vs早坂太郎（名古屋JKファクトリー）のコメントが主催者を通じて届いた。
第3代Krush -63kg王者・山崎秀晃の王座返上を受け、8選手参加で行われる今回のトーナメント。1回戦を1月大会、準決勝を3月20日（日）、決勝戦を6月12日（日）にいずれも後楽園ホールで行う。
昨年8月にKrush －65kg王座に挑戦するも、延長戦の末にドローで王座獲得ならなかった泰斗。今回は階級を下げての王座獲りに挑む。パンチを得意とするが、バックハンドブローやバックキックなどの回転技も使う。
「ああいう悔しい想いは2度と経験したくないし、今回はもう絶対にベルトを獲ると決めています」と泰斗。「僕の全部を1回戦からぶつけていきたい」と言い、「今、新しいトレーニングにもチャレンジしていて、それが吉と出るか凶と出るかは試合をするまで分かりませんが、新しい自分を見せられる自信はあります」という。
対戦する早坂については、「1回戦で名古屋対決かと思って驚きましたね。でもそれを言ってもしょうがないので、全力で潰しに行きます」と宣言。8月のKrush名古屋大会に王者として出る、と語った。
早坂は11月の眞暢戦でKO負けを喫し、「終わったな…と思う部分もあった」と引退も考えたというが、「会長やファンの方々の話を聞いて、また僕の試合を見たいと言ってくれる人たちがいたことが僕の背中を押しました。あとはあれから練習内容をガラッと変えました。どう変わったかは秘密ですが、そのおかげで心も体も過去の早坂太郎とは違う、新しい早坂太郎になったと思います」と新生・早坂を見せるという。
その新しい練習方法に変えて、「まだ始めたばかりで慣れない部分もありますが、まずはスピードが格段に上がりました。それがゆえに攻撃の威力も上がって、本当に今までの自分とは違う姿を見せられると思います。もうリングネームも変えて、再デビューするくらいの気持ちですね。ようやくスタートラインに立てたくらいに思っています」と完全に心機一転の様子。
対戦する泰斗については、「まさかここでやるとは思わなかった」と言いつつも、「特に苦手意識はないです。あとは今やっている練習をどうはめていくか、です。映像は昔から見ている選手なので対策はばっちりです」と自信あり。
「僕としてはやっとクラウチングスタートのスタート台に立てたという気持ちです。あとは全力疾走して、Krushという名のオリンピックで金メダルを獲りたいです。僕はもともと短距離走をやっていたんですが、100m走ってほとんど呼吸しないで走りきると言われているんですね。だから僕もこのトーナメントを無呼吸状態で突っ走ります」と、優勝まで突っ走ると語った。
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