2016/02/28（日）UP
（最終更新：2016/02/29 17:21）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

日本の寒さにも負けず、重い左ミドルをミットに叩き込むゲーオ

　3月4日（金）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN～－65kg日本代表決定トーナメント』に出場するゲーオ・ウィラサクレック（WSRフェアテックス）が、2月28日（日）都内所属ジムにて公開練習を行った。

　K-1 WORLD GP-65kg王者ゲーオは昨年11月に木村”フィリップ”ミノルをKOし、保持するタイトルを初防衛。今大会のマサロ・グランダー（オランダ）戦が2016年の初戦となる。

　50名を超すファンが集まった中、公開練習を行ったゲーオはミット打ちで強烈な左ストレート、右フック、左ミドルを次々と披露。日本の寒さに慣れるため普段よりも早く来日し、試合へ向けて準備を続けている成果を存分に見せつけた。

　対戦相手のグランダーについては、「背が高くて蹴りが上手いけれど、自分は対策も練って準備してきた」と問題視せず「経験も自分の方が豊富だし、試合では重い蹴りを入れる。勝つのは自分だ」とキッパリ。

　同大会で行われる-65kg日本代表決定トーナメントの予想を聞かれると、「みんな強くて予想は難しいけれど、最近実力を伸ばしている野杁選手」と野杁正明の名を挙げ「もし彼と試合が組まれるなら戦いたい」と、一度流れている野杁との対戦実現についても言及した。

　今年のK-1では6月に-65kg世界最強決定トーナメントを開催。ゲーオは王者として今回のグランダー戦、そしてトーナメントでも強さを見せることが出来るか。

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【K-1】王者ゲーオ、グランダーに「蹴り勝つ」