【DEEP JEWELS】KINGレイナをRIZINに売り込むと佐伯代表
2月25日(土)東京・新宿FACEにて開催された女子総合格闘技『DEEP JEWELS 15』。大会終了後、佐伯繁DEEP代表はDEEP JEWELSの選手を複数人、4月16日に横浜アリーナで開催される『RIZIN 2017 in YOKOHAMA』に送り込みたいと語った。
この日は当日券を求めて会場前に長蛇の列が出来、立ち見も多く出るほどの満員盛況で、「RIZIN効果で女子格闘技の注目度は高くなっている」と佐伯代表。選手もそれに発奮したのか好試合が多く見られたが、「衝撃を与えたのは彼女」と名前をあげたのが第3試合に出場したKINGレイナ(リバーサルジム 立川 ALPHA)だった。
レイナは10年を超える柔道歴を持ち、インターハイ東京予選女子70kg級では3位に入賞。2015年『プーチン大統領杯第41回全日本サンボ選手権大会』にも出場し、女子68kg級で優勝して女子プーチン大統領杯を受賞した。また、柔術選手権大会にも出場し、アームロックや腕十字で一本勝ちして現在無敗(紫帯)。重量級期待の新星として昨年11月に衝撃デビューを果たし、プロ2戦目にして元UFCファイターのシェイナ・ベイズラー(アメリカ)を破った。
「KINGレイナには驚き。3戦目(DEEP JEWELSにてアマチュアルールで1試合やっている)で元UFCファイターを圧倒するとは思わなかった。正直、計量の時に相手の身体を見た瞬間に“これはダメかな”と思っていました」と、負けると思っていたという。
この勝利により、「榊原さんもKINGレイナに興味があるようなので、ここ数時間のうちに話をします」とKINGレイナをRIZINに送り込みたい、と明かした。
また「4月のRIZINでも女子マッチを何試合か組むそうなので、そこにDEEP JEWELSの選手がいないのはありえない。今日勝った何人かは出て行く選手がいると思う。その話もしたい」と、ほかにも何選手かを売り込むと話した。
なお、KINGレイナ本人は「海外で試合がしたいけれど、強い相手と試合をやらせてくれるのならRIZINでもいい。RIZINには出られて当然だと思っています。まずはRIZINに出て外国人をぶっ倒す」と豪語している。
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