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【RIZIN】川尻、おじさん効果でベストコンディション

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2017/04/14(金)UP

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復活を懸ける川尻。メインイベントの座を任された

 4月16日(日)横浜アリーナにて開催の『RIZIN 2017 in YOKOHAMA -SAKURA-』に出場する、全選手のインタビューが14日(金)都内で行われた。

 メインイベントで、アンソニー・バーチャック(アメリカ)と対戦する第8代修斗世界ウェルター級王者・川尻達也(T-BLOOD)は「ここんとこ苦労していましたが、やっと50戦を超えて減量の仕方をつかんで来ましたね。遅いよって(笑)。近年で一番良いかなって思いますね」と、ベストコンディションであることを告げた。

 修斗、PRIDE、DREAM、そしてUFCと最高峰のリングを渡り歩いて来た川尻だが、38歳となり年齢を意識することが多くなってきたという。

「自分との勝負と言ったら当たり前ですが、さすがにこの歳になるとコンディションや練習の仕方で、今までと勝手が違うことも増えましたね。練習でも前のように毎日が絶好調とはいかなくなってきました。前回の敗戦(昨年大みそかにクロン・グレイシーに一本負け)の後は、誰と戦っても勝てるイメージが湧かない時もありました。どれだけ38歳のリアルな自分と真摯に向き合って戦えるかがテーマですね。38歳のリアルを突きつけられた今、自分を信じてリング上がれるかがテーマというか。そういう気持ちでないと、また下手こくかなって思います」

 しかし、年齢を重ねて逆に良かったことも。

「細かいところが増えて来て、マメになりましたね。恋愛もこのくらいマメだともっとモテたのかなって(笑)。マメさを意識しています。早寝早起きでおじさんっぽくです。今まで朝ロードワークしようと心に決めても、本当に1回も起きられなかったんです。でも年を取ってから朝起きられるようになりました。回復力は遅くなりましたが、生活サイクルは早くなっています。これがおじさんなんだなって(笑)」

 今回、メインに抜擢されたことについては「素直に嬉しいですね。でも僕はひねくれているので、ちょっと違った見方もあったりする。テレビ放送に確実にRENAちゃんと天心君は入れたいと思うので、川尻の試合なら21時過ぎてもいいかなみたいなこともあったんじゃないのかなと思いつつです」と笑う。

 前回クロンに敗れたことはかなりショックが大きく、「自己否定というか、もう必要としてくれないだろうなって。全てを捧げて燃え尽きたいというところもあったのに、RIZINやファンを落胆させたと思ってしまいました」と振り返る。だからこそ今回は「勝ちたいです。とにかく、何が何でも勝ちたいです」と勝利への執念を燃やす。

「悔しさは試合でぶつけて、最後はみんなで笑って帰宅出来ればと。日本に帰って来てやりがいを感じています、立場も分かっています。ただ、気負いすぎず、ですね。カッコつけようにも、大みそかがあれで、カッコのつけようがないですし。ただ、理想としては川ちゃん固めで一本取りたいですね」と、得意技の「川ちゃん固め=肩固めのこと」で仕留めたいとした。

 また、春から小学校に通い始めた愛娘について、「お前のおやじ弱いじゃんって学校で言われたら嫌だし、娘の記憶の中で強いお父さん、カッコいいお父さんを植え付けたい。数年後、くさいとか言われても、心の奥底に引っ掛かりを作りたいですね(笑)。記憶の片隅に、覚えられてたら泣いちゃいますよ」と親バカぶりを発揮していた。

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