2018/06/29（金）UP
（最終更新：2018/06/29 17:53）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

バチバチの打ち合いが予想される郷州（左）vs島野（右）のタイトルマッチ

　6月30日（土）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.89』の前日計量＆記者会見が、29日（金）都内にて13:00より行われた。
　
　トリプルメインイベントのトリを飾るKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチ、王者・郷州征宜（32＝K-1ジム総本部チームペガサス）vs挑戦者・島野浩太朗（26＝菅原道場/MA日本スーパーフェザー級王者）は、共にリミットジャストの60.0kgで計量一発クリアー。

ともに一発で計量クリアー

　その後の会見で、タイトルマッチ調印式を終えた両者は気合い十分の表情で意気込みを語る。
　
　挑戦者・島野は「たくさんの方にサポートしていただいて絶好調、体調万全で今日を迎える事が出来ました。あと1日、準備を整えて決戦に臨みます」と挨拶。
　
　同王座の挑戦者決定トーナメントを勝ち上がり、今回のチャンスを得た島野。会見に参加している心境を聞かれ、「Krushのタイトルマッチは（第4代王座決定戦で卜部弘嵩に判定負けして以来）4年ぶりの挑戦になるのですが、その4年間に沢山の出来事がありました。そこで自分が感じてきた事を明日全てぶつけて最高の1日にします」と、4年間の集大成を見せるとコメント。
　
　そして「自分は、Krushは本当に生きているリングだと思っています。明日はトリプルメインイベントの最後の試合になるので、Krushの空気に乗っかります。自分の全てをそこに乗せて完全決着を最後に見せます」と意気込んだ。
　
　一方、王者・郷州は「明日は初防衛戦ですが、3月のK-1（のトーナメント）で武尊選手に負けてしまったので、今回は復帰戦という気持ちが非常に大きいです。そのため今まで以上にモチベーションも上がっていますし、最高の体調で準備できました。明日はKrushのメインイベントらしい試合をバチバチにやりましょう。でも勝つのは絶対に私です」と強気の挨拶。
　
　武尊戦を踏まえて、今回の初防衛戦はどのように戦うか聞かれると「武尊選手との試合は、冷静さを欠いた事が一番の敗因だと思っているので、冷静さを保って戦う練習をしてきました。ですが明日はバチバチの試合をします」と答え、やはりいつも通り前に出続けるゴリゴリの試合をするという。
　
　最後には「明日は3大タイトルマッチで、（トリプルメインイベント第2試合で）後輩の軍司（泰斗）も出ます。3試合の中で一番目立った試合をしないと軍司が調子に乗ると思うので、調子に乗らせないようにしっかりとバチバチに打ち勝って、私が最後にベルトを巻きます。最高の1日にするのは自分の方です」と熱く意気込んだ。
　