【Krush】島野浩太朗、王者・郷州征宜を「倒すためだけにガンガンいく」
6月30日(土)東京・後楽園ホールにて開催されるキックボクシングイベント『Krush.89』で、Krushスーパー・フェザー級王者・郷州征宜(32=K-1ジム総本部チームペガサス)のタイトルに挑戦する、MA日本スーパーフェザー級王者・島野浩太朗(26=菅原道場)の試合直前コメントが主催者を通じて届いた。
島野は3月大会で山本直樹と挑戦者決定戦を争い、1R1分53秒の速攻KOで挑戦権をつかんだ。島野がKrushタイトルマッチを行うのは、2014年11月の卜部弘嵩との同王座決定戦以来。KO量産機とも呼ばれ、18勝のうち12がKO勝利という強打の持ち主。
王者の郷州は生まれつきの難聴というハンディキャップを背負いながら、プロ27戦目で第5代王者・安保璃紅を破り王座を奪取。止まらない前進でゴリゴリと力強いパンチを打ち続ける激闘派だ。
4月の会見での郷州の印象を島野は「オーラのある選手だな、チャンピオンだなって思いましたね。勝利に対する気持ちというのが人一倍というか、誰よりも強い選手だなと近くにいて感じました」と、オーラから強さを感じとったという。
郷州のファイトスタイルについて島野は「郷州選手は激闘派というイメージが強いですけど、対戦相手によって瞬時に戦術を変えたり、一番勝つ技を反射的に出したり…そういうところは普段の生活や練習を突き詰めてやっている選手じゃないとできないと思います。その気持ちをリングに乗せるというところを含め、勝ちを徹底できる戦闘マシンのような選手だなと、対戦が決まって改めて思います」としっかり分析し、賛辞を惜しまない。
今回の試合展開は「郷州選手はベルトを防衛するため、勝つためにガンガン来ると思いますけど、自分はあの選手を倒すためだけにガンガンいくので。そこでぶつかったところを見てほしいですね」と激闘派同士の激しい対決を予想する。
Krushのベルトについては「僕が今まで試合をしてきて、良かったときも悪かったときも支えてくれて、ファイターとしての自分を作ってくれた人たちがいます。その人たちに自分がずっと感じてきたことを、Krushのベルトを獲って、形にして伝えたいなと強く思います。必ず獲るんだという気持ちでいます」と、感謝の気持ちを形にするためにも必ず奪うと意気込んだ。
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