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【パンクラス】安西信昌、川村亮を1RKOで下し王座獲得

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2014/06/29(日)UP

パンクラス
「PANCRASE 259」 
2014年6月29日(日)東京・ディファ有明

▲川村亮(左)に強烈な打撃を見舞う安西信昌(右)

▼メインイベント(第11試合) ミドル級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
○安西信昌(TEAM CLIMB/パンクラス・ミドル級1位/挑戦者)
TKO 1R2分52秒 ※レフェリーストップ
●川村 亮(パンクラスism/第11代ミドル級キング・オブ・パンクラシスト)
※安西が第12代王者に、川村は2度目の防衛に失敗

 川村は2012年1月に王座決定トーナメントを制して第11代キング・オブ・パンクラシスト王座に就き、同年6月に大山峻護をTKOに破り初防衛に成功。試合自体も2013年9月の高橋義生戦以来となる。挑戦者の安西はパンクラス・デビュー以来負けなしの5連勝で、そのうち3試合がKO勝ちという最強のチャレンジャーだ。

 1Rゴングと同時に激しい殴り合いをする両者。安西の右フックがクリーンヒットすると、川村は尻餅をつく。安西がパウンドラッシュを仕掛けるが、川村はすぐに立ち上がって右フックを当て安西を後退させる。川村は後ろ廻し蹴り。さらに左ハイキックを出すと、これは空振りしスリップしてしまう。

 すかさず安西が組み付いてパウンドのラッシュを仕掛けると、川村は立ち上がったところに安西の右ストレートがクリーンヒット、川村が倒れるとレフェリーがストップした。

 ベルトを巻いた安西は「僕の夢はUFCという大きな団体で戦うことで、そのステップのはずなのに心の底からとても嬉しいです。それは僕のことを応援してくれるみんながいるからです」と涙を流しながらマイクアピール。そして「この腰に巻いてる(今回獲得したミドル級キング・オブ・パンクラスの)ベルトを返上して、ウェルター級に階級を変更したいと思います。ウェルター級で世界を目指します」とした。


 

▲パウンドを見舞う砂辺光久(上)

▼セミファイナル(第10試合) スーパーフライ級 3分3R
○砂辺光久(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/初代フライ級キング・オブ・パンクラシスト)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●井島裕彰(GUTSMAN)

 初代パンクラス・フライ級王者として昨年9月には初防衛に成功した砂辺が、プロ修斗で14戦のキャリアを持つ井島を迎え撃った。

 1R、井島はタックルを仕掛けて組み付くとバックチョークを仕掛ける。脱出した砂辺はパウンドで反撃しスタンドの展開でも打撃を当てていく。

 2Rも井島の執拗な組み付きに対し、砂辺が一瞬の隙を突いて腕十字を極めにいく。腕は伸び切ったかに見えたが、井島は脱出する。

 3R、井島が砂辺のバックを奪う場面もあったが、砂辺が上を取り返してパウンドを放つなど優位に試合を進める。

 判定3-0で勝利した砂辺はマイクを持つと、「俺の前の試合で勝った選手だれだっけ? 江泉? お互いに判定勝ちだけど、彼とタイトルマッチやっていい試合するよ」と次の防衛戦の相手に江泉卓哉を指名。江泉も金網に入り「パンクラスは一番大好きな団体です。砂辺さんお願いします」とコメントした。

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