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【パンクラス】井村塁が田嶋椋との死闘制す！不屈のタックルと打撃で勝利

2024/03/31（日）UP

パンチで攻勢の井村©PANCRASE

パンクラス
『PANCRASE 341』
2024年3月31日（日）東京・立川ステージガーデン

▼第12試合　バンタム級／5分3R
●田嶋椋（OOTA DOJO）
判定0-3 ※三者とも28-29
〇井村塁（ALMA FIGHT GYM PUGNUS）

　田嶋は2022年ネオブラッド・トーナメントバンタム級優勝。23年4月の中島太一と王座統一戦で激突したが、惜しくも判定負け。12月には笹晋久に勝利して再起を飾っている。

両者、力を振り絞って殴り合う

　対する井村は2020年ネオブラッド・トーナメントバンタム級優勝の経歴。昨年11月には矢澤諒に一本勝ちを収めている。　

　1R、両者とも右構えでスタンド勝負。井村が右ストレートをクリーンヒットさせてダウンを奪う。組んだ状態から井村がテイクダウンを狙うが、田嶋はすぐ立ち上がってスタンドへ。田嶋は右ローを蹴っていく。

　2R、井村はシングル、ダブルレッグとタックルからテイクダウンを迫る。田嶋も完全にテイクダウンは許さず、スタンドへ戻す場面も。終盤、お互い左右フック、ストレートで打ち合う中、有効打では左フックを当てた井村が上回る。

井村は被弾し流血しながらも、何度もタックル©PANCRASE

　3R、今度は田嶋が右フックをヒットさせる。井村はシングルレッグ、切った田嶋が左右パンチ連打、ストレートと当てる。被弾した井村だが何度もタックルを仕掛けて、持ちこたえる。スタンドでは両者とも力を振り絞った殴り合い、終盤には、井村がしつこく渾身のタックルを仕掛けていった。

　ジャッジは3者とも序盤から攻勢だった井村を支持。井村が渾身のタックルと序盤の的確な打撃ヒットで激戦を制した。

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