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【レベルス】梅野源治、まさかのダウン喫するも逆転勝ち

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2015/10/18(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

2Rにダウンを奪われるも、それ以外は現役ラジャランカーを圧倒し続けた梅野(左)

Def Fellow
「REBELS.39」
2015年10月18日(日)東京・ディファ有明

▽第1部
▼第13試合 メインイベント 60kg契約 ムエタイルール 3分5R
○梅野源治 (PHOENIX/WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※48-47、48-47、48-46
●ソーンコム・シットナーヨックサンヤー(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級7位)

 梅野は9月10日、ムエタイ二大殿堂のひとつタイ・ラジャダムナンスタジアムに乗り込み、タイのビッグマッチ常連トップ選手セクサンと対戦したが惜敗。今回が再起戦となる。対するソーンコムは元ラジャダムナン王者で、現在は7位にランキングされている。

 1R、梅野はジャブを突きながら左ローでソーンコムの奥足を狙い撃ち。ソーンコムは早くもヒジを振るい、ジャンプしての脳天ヒジ落としまで繰り出す。

 2R、一気に手数を増やす梅野。パンチのコンビネーションで相手の注意を上体へ引きつけ、強烈な左ローを蹴る。その左ローが効くと、今度は右アッパー。これがモロに決まり、梅野は一気に左右フック、左右アッパー、ヒジでラッシュを仕掛ける。梅野のアッパーに大きくアゴが跳ね上がるソーンコム。

 これで梅野のKO勝ちかと思われるほどの猛攻だったが、罠が待っていた。近付きすぎた梅野にソーンコムのコンパクトなヒジ打ちがヒット。梅野がまさかのダウンを喫したのだ。立ち上がった梅野はダメージを感じさせず、パンチとローで攻めた。

 3Rはソーンコムが首相撲勝負に持ち込む。ソーンコムは正面から突き上げるようなヒザ蹴り、梅野は外側から回すようなヒザ蹴り。さらに梅野は離れ際にヒジを叩きつけ、アッパーでアゴを勝ち上げ、パンチとヒジのラッシュで圧倒。

 4Rも同様に梅野の猛攻が続く。ヒジ、パンチ、ロー、ミドル、ボディブローなどでソーンコムは人間サンドバッグ状態。明らかにダメージと疲れが見え、首相撲持ち込むのがやっとだ。

 5Rも梅野はソーンコムをコーナーやロープ際へ追い詰めてパンチの連打を浴びせる。ソーンコムはただ下がるのみ。梅野は途中から右ミドル中心の攻めに切り替え、最後までソーンコムを圧倒。ダウンで2ポイントを失うも、3~5Rでダウン寸前まで追い詰め、判定で逆転勝利を収めた。

 梅野は試合後、「勝ったから言えるんですが、1週間前に風邪をひいて熱が出て寝込んでいました。スタミナを心配しながら戦ったのでKO出来ませんでした。次は必ず誰が見ても激しくて面白い試合をするので見に来てください」と、体調不良だったことを明かした。

 そして、12月23日に開催されるラジャダムナンスタジアム創立70周年記念興行というムエタイのビッグマッチに出場することが決定したことを報告。対戦相手は上位ランカーの予定だ。さらに1月、2月も海外での試合が予定され、次に日本で試合をするのは3月だという。

「日本でやるとどんな強敵でも自分が勝ってしまう。僕はアウェイで力を出せる選手、本当に強い選手になりたいので来年はタイで試合をやりたい」と、敵地に乗り込んでムエタイのトップ選手に勝てる選手になりたいと語った。

・【試合動画】梅野、ラジャダムナン・ランカーを豪快KO

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