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【パンクラス】マレガリエ、田村一聖をスリーパーで秒殺し新王者に

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2017/03/12(日)UP

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新チャンピオンに輝いたナザレノ・マレガリエ(中)

パンクラス
「PANCRASE 285」
2017年3月12日(日)東京・ディファ有明

チョークスリーパーで田村(手前)を下したマレガリエ(奥)が新王者に輝いた

▼メインイベント(第11試合) フェザー級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ 5分5R
○ナザレノ・マレガリエ(アルゼンチン/TEAM TAVARES/同級4位/挑戦者)
一本 1R2分50秒 ※チョークスリーパー
●田村一聖(KRAZY BEE/第6代パンクラス・フェザー級王者)
※マレガリエが第7代王者に、田村が初防衛に失敗

 田村は昨年4月に第5代フェザー級王者アンディ・メインの長期欠場により行われた暫定王座決定戦で、牛久絢太郎を破って暫定王座を獲得。その後、メインが定められた期限内に防衛戦を行わなかったことなどを理由に王座剥奪となったことを受けて、1月11日付けで第6代王座に認定された。

 一方、挑戦者のマレガリエはUFCとBellatorに参戦経験があり、昨年6月に元DREAMフェザー級王者・高谷裕之、続く10月にガイ・デルモを撃破。さらにブラジルでも2試合に勝利し、現在4連勝中。

 田村は165cm、マレガリエは173cmと8cmの身長差があるものの、前日計量では体格差は感じされなかったが、この日二人が並ぶとマレガリエが明らかに大きい。本人によると「10kg減量して試合までに10kg戻しているので当日は76kg(前日計量では65.75kg)だった」という。

 1R、田村は右ローを入れて行くと、構うことなくマレガリエは左フックを出しながら突進。タックルを仕掛けて田村をテイクダウンすると、マレガリエはパウンドを落としながらバックマウントからチョークを狙う。

 脱出を狙う田村だが、これがガッチリ決まり、マレガリエが圧倒的な強さを見せ付けて一本勝ち。

 マイクを握ると「フィニッシュしてベルトを取れたことに興奮しています。またこのベルトを持って戻ってきたら次の防衛戦もKOか一本でフィニッシュします」とアピールした。


 

神酒(右)と激しく打ち合うマモル(左)

▼セミファイナル(第10試合) フライ級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチ 5分5R
○マモル(シューティングジム横浜/同級1位/挑戦者)
判定2-1 ※48-47、47-48、48-47
●神酒龍一(CAVE/第3代パンクラス・フライ級王者)
※マモルが第4代王者に、神酒は初防衛に失敗

 神酒は2005年7月に修斗でプロデビューし、2013年11月に修斗世界バンタム級王座を獲得。2015年10月からはパンクラスに参戦し、2016年7月に3連勝で第3代パンクラス・フライ級王座に就いた。挑戦者のマモルは1999年7月に修斗でプロデビューし、7戦目に修斗世界フェザー級王座を獲得。2003年12月には修斗世界バンタム級王座も獲得して二階級制覇を達成。2015年12月からはパンクラスに参戦すると、2戦目で安永有希に不覚をとるも以後2連勝。今回のタイトル挑戦となった。

 1R、マモルがプレッシャーをかけ、距離を取る神酒にヒット数で上回る。2R、神酒は左ジャブ、左右のフックを当てるなど徐々にペースを上げていく。3R、前進の止まらないマモルが蹴りだけでなく、ヒジも当て始めてポイントを取り返す展開に。4Rもマモルが右ローからパンチにつなぐコンビネーションで揺さぶり、神酒はタックルを仕掛けるがテイクダウン出来ない。

 5Rも神酒はタックルを仕掛けるが、マモルは冷静にさばく。終盤に両者、打ち合う中、神酒は右ストレートを当てるも、マモルも攻撃を返していく。判定2-1の僅差でマモルが勝利し、新王者となった。

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