TOP > 試合結果

【ムエタイ】松井蓮汰がラジャ初出場でイギリス人選手に勝利

2017/11/12(日)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

多くのミドルをヒットさせた松井が勝利をあげた

「スック ワンキントーン」
2017年11月12日(日・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム

▼第3試合 127ポンド(57.6kg)契約
〇レンタ・ウォー・ワンチャイ(松井蓮汰)
判定
●ジェームズ・ベッカーズキャンプ(イギリス)

 これまで、タイで8戦7勝(3KO)1敗という好成績ぶりで下積みを経てきた松井蓮汰がラジャダムナンスタジアムに初出場した。本人も「ラジャダムナンは憧れの場だった」というだけに、どのようなファイトを観せてくれるのか期待がかかる。

 試合は初回から、松井は右ローをコツコツ当て、隙をみて左のハイキックを繰り出す。2Rに入り、さらにローの数を増す。このローを定着させることで、試合の流れをコントロールできるだろう。

 3Rには、右のローからの左ボディーブローも定着し多彩な打撃をアピール。4Rに入り、あとがないと焦ったのか、これまで松井の攻撃を食らい続けてきたジェームスが距離を詰めてきた。松井の右ローに合わせ、ジェームス自身もローキックを返す。相打ち覚悟で突進してくるが、松井は下がりながら高い蹴りにつなぎ、逆にポイントにつなげた。最終Rも、ジェームスは前に出てくるも松井は前蹴りとミドルで上手く捌いた。

 レフェリーは松井の判定勝利を告げた。松井は初回から右ローでヒット数を生み、試合ペースを上手く自分に導いた。そして相手が突進してきても、慌てずに捌きながら多くのミドルをヒットさせる。自身の技の多彩さを大きくアピールすることができた。

 ラジャダムナンスタジアムやギントンプロモーターからの期待も集めることができ、今後につながるラジャダムナンデビュー戦勝利となった。松井は「初めてのラジャダムナンスタジアムはとても緊張し動きが少し固かったですが、皆さんの応援おかげで勝てました。これからもプロとして上を目指して頑張るので応援よろしくお願いします」とコメントしている。


健闘した今井(右)。今回がタイでの20戦目

▼第1試合 101ポンド(45.8kg)契約
〇ペットシートン・ソー・サクナリン(タイ)
判定
●リュウノスケ・ウォー・ワンチャイ(今村竜之助)

 今村竜之助は今年6月から3カ月のタイ長期合宿を遂行し、8月にはラジャダムナンで僅差の判定負け。惜しい内容だけに悔やまれたが、その後一時帰国し再びラジャダムナンに出場。

 相手のペットシートンは16歳にして戦績50戦ほど。今回も各上の相手だが連敗が続いている今村としては、勝たなければならない試合だ。

 初回から互いに動きはなかったが、今村の右のローで揺さぶりをかけ間合いを掴むと右のハイキックを放ちペットシートンを遠ざけた。試合は3Rに入り白熱してくる。ペットシートンのミドルが数を増し、そして距離を詰め膝で今村を崩しに来る。今村も組んだ状態から相手をこかすなど、ムエタイに対応した戦い方を見せた。

 それまで接戦の状態で4Rに入る。ペットシートンは遠くからミドルを当てそしてまた下がる。これまでのミドルキックのヒット数が若干ペットシートンが勝っていたため、勝ち逃げモードの印象を強くする作戦だ。
今村はここで攻撃を増さなければ勝ち逃げされるというパターンを許してしまった。

 最終5R、今村は多くのパンチやヒジもヒットさせ見せ場も作るが、その間もペットシートンはコマメにミドルを繰り出し健在ぶりをアピール。ペットシートンは勝ち逃げモードを強くしたところで終了ゴング。レフェリーはペットシートンを勝者とする。

 今村は最終Rで多くのヒット数を稼ぎ、ここから逆転かというところまで相手を追いつめた。ただこの攻めが3Rあたりから見られていたならば、試合のジャッジ判定は間違いなく今村のモノとなっただろう。ムエタイは駆け引きが大事とはいうが、ダメージもなく敗者となってしまった今村には、この事が身に染みて分かったはず。

 今村は「日本からの応援してありがとうございました。また1から頑張りますので応援よろしくお願いします」とコメントしている。

Photo&Text 早田寛 Hiroshi Soda

 

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

関連記事

」をもっと見る



TOP > 試合結果