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【J-NETWORK】ド迫力ヘビー級マッチ、メインは壮絶な削り合いに

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2017/12/10(日)UP

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ヘビー級とは思えないスピードのある動きを見せた坂本(右)と、打点の高いヒザ蹴りを叩き込んでいった学武(左)

J-NETWORK
「J-NEXUS 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~DAY」(昼の部)
2017年12月10日(日)東京・新宿FACE

▼第14試合 ヘビー級 3分3R ※ヒジあり
△坂本英則(修実館/J-NETWORKヘビー級1位)
判定1-1 ※29-28、28-29、29-29
△学武(まなぶ/チームドラゴン/J-NETWORKヘビー級4位)

 坂本は2014年のJ-NETWORKヘビー級新人王トーナメント準優勝者。昨年3月のJ-NET興行にて、格上のダビデ篤志と対戦し勝利を収めランキング入りを果たした。今年8月には初のタイトルマッチに挑むも、MA王者のアレックス・ロバーツに4RTKO負けを喫し今回が再起戦となる。
 
 対する学武はTRIBELATEクルーザー級の王者。J-NET初参戦となった今年3月には130kgの遊笑と対戦しドロー。9月には正道会館総本部から独立した真正会で内弟子として修行を積んだ山中政信に首相撲からの膝蹴り、さらにパンチで完勝を収めた。

 次年度のタイトル戦線に大きく影響することが予想されるヘビー級上位ランカー対決となった。
 
 1R、坂本が強烈な左右ローで攻める。ヘビー級とは思えないスピードのある蹴りを学武はまともに食らってしまう。さらに攻撃の手を緩めない坂本はパンチから蹴りに繋げるコンビネーションを見せるなどして試合の主導権を握った。
 
 2Rに入ると学武が蹴りの距離を嫌い首相撲の展開に持ち込む。ボディから顔面へ鋭角なヒザ蹴りを入れる学武。すると、徐々に学武のペースで試合が進むようになる。距離を潰され続ける坂本は首相撲をされながらもフックを叩き込んでいく。
 
 3Rも学武が首相撲からヒザ蹴りを入れていく。消耗戦の展開になり坂本のスタミナが切れ始める。しかし、首相撲を振りほどきながら渾身のローキックを蹴り込み試合終了。ヒザ蹴りに活路を見出した学武と、パンチとローでダメージを与えた坂本の対決は判定1-1のドローとなった。


キレのある打撃を見せた小澤(左)が連敗を抜け出した

▼第13試合 ヘビー級 3分3R ※ヒジあり
○小澤和樹(修実館/元WPMFクルーザー級2位)
TKO 2R 0分25秒 ※ドクターストップ
●遊笑(ゆうや/Y’s glow/J-NETWORKヘビー級6位)

 小澤は様々なリングで活躍してきたベテラン選手。蹴りを得意とする小澤だが、2011年4月以来勝ち星から遠ざかっており、この試合で悲願の勝利を狙う。
 
 対する遊笑はデンマークで行われた“サバキ”という空手の技を競う国際大会『サバキ・チャレンジ・スピリット2011』で、日本人として初の入賞(+85kg級で銅メダル)。その他、極真会館増田道場主催の2011年全日本ウェイト制空手道選手権大会重量級3位、2012年フリースタイルオープン空手全日本選手権重量級優勝など数々の実績を持つ空手家。
 
 1R、小澤がパンチで優勢に試合を進める。それに対し遊笑は顔面前蹴りで迎え撃つ。距離をコントロールする小澤がキレのある右ストレートと右ハイを繰り出し優位に試合を進める。すると打ち合いの中、小澤の攻撃で遊笑の眉間が切れる。ドクターチェックが入るが試合続行。
 
 2R開始早々、カットによるドクターストップを避けたい遊笑は猛然とパンチラッシュ。しかし、再び遊笑の眉間から鮮血が滴り落ちドクターチェックが入ると、続行不可能の判断が下る。小澤がカットによるTKO勝ちで、実に6年8カ月振りの勝利を掴んだ。

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